ネットでの販売を始めたばかりの方や、クロスマの利用を検討している方で、「ネットショップはわからないカタカナが多い・・・」と思ったことはありませんか?
ネットショップ業界特有の略語が多いので、馴染みがないと感じた方も多いはず。
今回はそんな方向けに、EC業界でよく使われる用語とクロスマの機能に関連する用語を解説します!
目次
A
API (Application Programming Interface)
異なるソフトウェア間でデータをやり取りするための仕組みです。
クロスマでは、各モールとのデータ連携にAPIを使用しています。
ASP (Application Service Provider)
インターネットを通じてアプリケーションを提供するサービス形態です。
クロスマもASPの一種で、インターネット経由で利用できます。
C
CSV (Comma-Separated Values)
データをカンマで区切って保存するファイル形式です。
商品名・在庫数などの商品データを一括で更新したり、売上計算のための注文データを一括で出力したりするときによく使います。
E
EC (Electronic Commerce)
電子商取引のことで、インターネット上で商品やサービスを売買することで、いわゆる「通販」です。
わかりやすく「ネットショップ」と呼ばれることもあります。
F
FBA (Fulfillment by Amazon)
Amazonが提供する物流サービスです。
FBA倉庫と契約して商品を預けておけば、Amazonでの注文をFBA倉庫が自動で出荷します。
クロスマはFBAと自動連携し、Amazon以外の注文の在庫管理や出荷処理を自動化できます。
J
JAN (Japanese Article Number) コード
日本の商品コード体系で、4から始まる13桁の数字で、バーコードとして使用されます。
製造メーカー側が指定する数値で、型番として使用されることもあります。
このバーコードをハンディスキャナで読み取ることで出荷時の誤出荷を防ぐことも。
クロスマでは商品登録時にJANコードを入力できます。
K
価格改定
商品の販売価格を変更することです。
EC業界は参入者が多く、つまり競合も多いということ。
送料などを含めて、随時最適な価格に変更する必要があります。
クロスマでは自動価格改定機能があり、Amazonでの価格変更に応じて他モールも自動的に価格を調整できます。
M
マルチチャネル
複数の販売チャネル(モールやECサイト)で商品を販売しすることです。
最近のEC業界では、物流サービスのマルチチャネル化が主流。
具体的には、
・楽天市場の注文をAmazonのFBA倉庫から出荷
・auPAYの注文をYahooのヤマト運輸フルフィルメント倉庫から出荷
など、販売モールと物流サービスをまたぐもののことをマルチチャネルと呼んでいます。
クロスマは、このマルチチャネル販売を効率的に管理するためのツールです。
O
受注管理
注文の受付から出荷までのプロセスを管理することです。
・注文承諾メール(サンクスメール)
・決済の確認
・納品書の発行
・送り状ラベルの発行
・追跡番号を載せて出荷完了メール
といったものが代表的な受注処理の流れです。
クロスマでは、これらの全ての流れを自動化し、しかも複数モールの受注をまとめて一括で処理できます。
R
RMS (Rakuten Merchant Server)
楽天市場の出店者向けの管理用ページです。
出品、ストアページのデザイン、クーポンの発行など、楽天市場の運営はこのRMSで行います。
クロスマはRMSとAPI連携しているので、商品情報や受注情報、出荷情報を自動で同期します。
S
SKU (Stock Keeping Unit)
在庫管理の最小単位です。
同じ「Tシャツ」でも、「赤のS」「赤のL」「青のS」「青のL」があります。
これらそれぞれを1SKUとしてカウント。
商品ページは「Tシャツ」一つですが、その中に4SKUがあるということです。
クロスマでは各商品をASINで取得し、SKUを割り当てて管理します。
Z
在庫同期
複数の販売チャネル間で在庫数を一致させることです。
楽天で「洗剤」がひとつ売れたら、AmazonとYahooとauPAYでも「洗剤」の在庫数をひとつずつ減らします。
クロスマでは自動的に在庫を同期し、在庫切れや過剰在庫を防ぎます。
以上が基本編の用語解説です。
次回は、より専門的な用語や機能について解説していきます。
ECビジネスの理解を深め、クロスマを効果的に活用するための基礎知識として、ぜひこれらの用語を覚えておいてください。