クロスマの導入を検討中の皆さん、こんにちは!
Amazon販売で軌道に乗って、「そろそろ楽天やYahoo!ショッピングにも展開したいな」と考えているタイミングですよね。
でも正直なところ、複数モールの管理って想像以上に大変そうで、本当にツールを使う価値があるのか迷っている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、実際にクロスマを利用した(そして一部は退会した)87名のリアルなユーザーの声をもとに、忖度なしの評判をお伝えします。
良い点も悪い点も包み隠さずお話しするので、導入判断の参考にしてもらえれば幸いです。
目次
クロスマってどんなサービス?まずは基本をおさらい
クロスマは、株式会社IZUMIが提供するEC複数モール運営効率化ツールです。
「Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピング、auPAYマーケット、メルカリShops、Qoo10の商品登録、在庫管理、受注処理を一元化、自動化できる」のが最大の特徴と言えるでしょう。
特に注目すべきは、Amazonに出品済みの商品を2クリックで他モールに出品できるという機能です。
これまで各モールで一つずつ商品ページを作成していた手間が大幅に削減されるため、「併売はやりたいけど作業が増えるのは嫌だ」という事業者の救世主的存在となっています。
料金は月額14,800円(税別)で、初期費用として開店業務代行込みで15,000円が必要です。
受注数による従量課金はないため、売れば売るほどコスパが良くなる料金体系になっています。
実際のユーザーボイス「クロスマの良いところ」
実際にクロスマを利用したユーザーさんからいただいたご評価をご紹介します。
作業効率の劇的な改善
「2クリックで商品登録ができるのは本当に楽になりました」
従来であれば、Amazonで販売している商品をYahoo!ショッピングに出品する場合、商品画像のダウンロード、商品説明文の編集、価格設定など、一つひとつ手動で行う必要がありました。
しかしクロスマを使えば、Amazon の商品データを取得して、わずか2クリックで他モールへの出品が完了します。
「以前は1商品あたり15〜20分かかっていた出品作業が、今では2〜3分で終わる」というところが魅力だそうです。
在庫連携と価格管理の自動化
- 「在庫の連携が自動なのはよかった」
- 「価格変動機能を使っていた」
複数モールで販売していると最も怖いのが「売り越し」です。
Aモールで商品が売れたのに、Bモールの在庫数が更新されず、結果的に在庫がないのに注文を受けてしまうトラブルは、手動管理では避けられません。
クロスマでは、いずれかのモールで商品が売れると、10〜20分間隔で全モールの在庫数が自動更新されます。
また、Amazonで価格を変更すれば、他モールの価格も自動で改定される機能により、「相場が変わったときの価格追従が楽になった」という声も聞かれます。
受注から発送までの完全自動化
FBA(フルフィルメント by Amazon)を利用している事業者にとって、最も評価が高いのがマルチチャネル配送の自動化。
- 「受注から発送まで自動化される」
- 「何もしなくても勝手に発送してくれる」
- 「24時間働いてくれるスタッフを雇っているようなもの」
という声が多く聞かれます。
Yahoo!ショッピングなどクロスマ対応モールで注文が入ると、クロスマが自動でAmazonのFBA倉庫に出荷指示を出し、購入者への出荷完了メール送信、モール側での注文ステータス更新まで全て自動で処理されます。
一方で聞こえる「改善してほしい」という声
100名弱のユーザーヒアリング結果から見えてきた課題も正直にお伝えします。
売上規模別の成功事例とリアルな導入効果
事業規模別にどんな効果が得られているのか、実際のケーススタディをご紹介します。
小規模事業者の場合(月商30-80万円)
導入背景: Amazonで月商50万円程度の実績を作り、楽天やYahoo!への展開を検討。
手動での複数モール管理は現実的ではないため、効率化ツールを探していた。
良かった点: 「2クリックで商品登録ができる」「在庫の連携が自動」「受注から発送まで自動化」により、一人でも複数モール運営が可能になった。
特に、深夜や休日に入った注文も自動で処理されるため、「常に店番をしている必要がなくなった」という声もありました。
課題: 売上に対する固定費の比率が高く感じられる事業規模です。
「もう少し売上が伸びてから導入すれば良かった」という意見もありました。
導入効果: しかしながら売上は1.3倍に増加。
最も大きな変化は作業効率の改善で、従来の管理業務にかかっていた時間が大幅に削減されました。
中規模事業者の場合(月商50-150万円)
導入背景: 既に複数モールに出店しているが、手動管理による作業負荷が限界に達し、効率化が急務に。
さらに、初期費用がかかるモールへの出店が決まったところだったが、審査の通過方法がわからずなかなかオープンできない。
良かった点: 「複数モールを一元管理」「価格変動機能が便利」「開店業務代行が助かる」という評価。
特に、新しいモールへの出店時の初期設定代行サービスは、「自分でやると1週間以上かかる作業が、数日で完了して助かった」という声もありました。
課題: 「画像アップロードが手間」「エラーが時々発生」といった操作性の問題が指摘されています。
特に商品数が多い事業者は、一括での画像処理機能の改善を求める声が目立ちます。
導入効果: 作業時間が50%削減され、浮いた時間をマーケティングや商品開発に回せるように。
新モール展開も容易になり、販路拡大のスピードが向上しています。
中堅事業者の場合(月商100-300万円)
導入背景: 事業拡大に伴い、スタッフの採用コストと管理業務の複雑化が課題となり、システム化による効率化を図りたい。
良かった点: 「サポートの問題は無い」「FBA連携が優秀」「価格改定の自動化」により、人的リソースをより付加価値の高い業務に集中できるようになりました。
特に、価格改定作業の自動化により、「相場変動に素早く対応できるようになった」という声もあります。
課題: 「初めて見るモールの仕様変更に、どう対応すればよいのか」といった、より高度な機能に対する要望が出ています。
大量の商品を扱う中で、細かな商品属性の設定や、特殊な販売条件への対応といった部分で制約を感じることがあるようです。
導入効果: 売上2倍を達成し、同時に人件費削減効果も得られました。
浮いた人的リソースを営業活動や商品企画に回すことで、事業成長が加速しています。
競合ツールとの比較:クロスマの立ち位置は?
クロスマ以外にも複数のEC一元管理ツールが存在します。主要な競合との比較を通じて、クロスマの特徴を明確にしてみましょう。
料金面での比較
クロスマの月額14,800円は、競合と比較すると高価格帯に位置します。
ネクストエンジンは10,000円〜の従量課金制、GoQSystemは5,000円〜、TEMPOSTARも10,000円〜となっており、純粋な料金比較ではクロスマが最も高額です。
ただし、クロスマには15,000円ですべての機能が含まれているため、「手間を考えると、トータルコストは意外と変わらない」という声も。
機能面での差別化
クロスマの最大の差別化要因は「Amazon起点の2クリック出品」。
他のツールも商品登録の効率化機能はありますが、2クリックでの簡単出品かつ全ての機能が含まれているツールは珍しいと言えます。
一方、ネクストエンジンは「50以上のモール・カート対応」「豊富なアプリ機能」で機能の幅広さが特徴。
TEMPOSTARは「ASPなのにカスタマイズ対応可能」という柔軟性が売りです。
GoQSystemは「誰でも使えるUI」「低価格」で小規模事業者に人気があります。
どんな事業者にクロスマが向いているか
クロスマを導入した方が良いのは、どんな規模なんでしょうか。
- Amazonでの販売実績があり、他モールへの横展開を考えている
- FBAを積極的に活用している
- 複雑な機能より、シンプルで確実な自動化を求める
- 初期設定の手間を省きたい
逆に、楽天メインで運営している事業者や、大量の商品を扱い高度なカスタマイズが必要な大規模事業者には、他のツールの方が適している場合もあります。
クロスマ導入を検討する際のチェックポイント
実際のユーザーの声を踏まえ、導入検討時に確認すべきポイントをまとめてみました。
自社の事業規模との適合性
目安として、月商100万円以上であれば、作業効率化による効果でコストはペイできると考えられます。
月商50万円程度でも、他モール展開による売上増加を見込める場合は検討価値があります。
一方、月商30万円以下の場合は、まずは単一モールでの売上拡大を優先し、規模が拡大してからの導入が現実的かもしれません。
Amazonの活用状況
クロスマはAmazon起点の機能が充実しているため、Amazonでの販売実績と今後の活用方針が重要な判断材料になります。
FBA利用がなくても、Amazon上にJANコードなどが登録されていればすべての機能が使えます。
他モール展開の計画性
「とりあえず売上を増やしたい」という理由だけでの多モール展開は、管理コストの増加やブランドの分散など、思わぬリスクを招く可能性が。
明確な展開戦略と、各モールでの目標売上設定が重要です。
クロスマは確かに多モール運営を効率化してくれますが、根本的な販売戦略やマーケティング施策はツールでは解決できません。
まとめ:クロスマは「Amazon主体で確実に効率化したい」事業者にベストマッチ
リアルなユーザーの声を分析した結果をまとめます。
クロスマの強み
- 操作の簡単さ:2クリック出品による圧倒的な作業効率化
- 自動化の充実:在庫連携、価格改定、受注処理の自動化
- FBA連携の優秀さ:マルチチャネル配送の完全自動化
- 初期サポート:開店業務代行による導入の手軽さ
利用するうえでの注意
- 料金の負担感:超小規模だと、月額が割高に。アフィリエイト制度を活用することで月額負担を減らすことができます。
- 仕様面の問題:完全オリジナル商品をモールで展開している場合、Amazonに商品情報が存在しないことも。
AmazonにJANやASINがないと、クロスマは商品情報を参照することができません。
導入に向いている事業者
月商50万円以上でAmazonをメインに活用し、確実で簡単な多モール展開を求める事業者には、クロスマがオスメ。
特に、「複雑な機能はいらないから、確実に自動化してほしい」という事業者にはぴったりのツールです。
一方で、楽天中心の運営や、高度なカスタマイズを求める事業者には、他のツールの方が適している場合もあります。
導入を検討される際は、まずは無料デモや資料請求で実際の操作感を確認し、自社の事業規模や運営スタイルとの適合性をしっかりと見極めることをお勧めします。