せどりやECサイト運営でAmazonを利用しているセラーのみなさん、効率的に売上を伸ばしたいと思いませんか?
そのような方におすすめなのは、無料で使えるAmazonリサーチツールです。
無料で使えるのでリスクもなく、効率的に仕入れや販売価格の調査など、多くの業務を効率化できるためです。
本記事では無料で使えるおすすめのAmazonリサーチツール6選と、3つのお役立ちツールを紹介します。
複数のECモールに出店している方は、そのなかでも『クロスマ』が作業効率を大幅に改善できるでしょう。
目次
1. Amazonリサーチツールがせどりや出品に役立つ理由
そもそもAmazonは、公式ツールのAmazonセラーセントラルを利用することで出品管理ができます。
しかしAmazonは、せどりやECサイト運営者から人気で、多くのライバルが商品を出品しています。
つまり、Amazonで売上を伸ばすには、どのようにしてライバルと差をつけるのかがポイントです。
リサーチツールは、以下の3つの理由によりライバルとの差をつけるのに役立ちます。
まずは、これら3つの理由について理解を深めましょう。
理由① 仕入れの際に利益計算できる
Amazonリサーチツールが売上アップに役立つ理由は、利益計算シミュレーターにあります。
Amazonで商品を販売する際、販売手数料やFBAの利用料などが発生します。
しかし、実際いくら手数料が発生するのかを手動で計算するのは手間がかかるでしょう。
そのような計算を簡単にできるのが利益計算シミュレーターで、いくらの利益がでるのかわかるため仕入れの判断材料になります。
つまり、儲けやすい商品を効率的にピックアップできるのがリサーチツールのメリットです。
理由② 不良在庫のリスクを減らせる
リサーチツールを利用することで、不良在庫のリスクを減らせます。
とくにAmazonのFBAを利用している出品者は、不良在庫になると別途手数料が発生するため悩みの種でしょう。
リサーチツールは、過去の販売実績や市場分析から今後売れる数を予測する使い方ができます。
また、自動価格改定によりカートボックス獲得を優位にすすめて、不良在庫のリスクを減らす方法もあります。
理由③ リサーチにかかる時間を短縮できる
Amazonでは販売価格や他出品者の在庫数など、売上アップのために確認すべき情報があります。
これらの情報を一つひとつ手動で確認していては、作業効率が悪く、出品数を効率的に増やすことは難しいでしょう。
そこで役立つのがリサーチツールで、調べられる情報は主に以下のとおりです。
- 販売価格
- 他出品者の在庫数
- 市場分析
- 出品における費用や手数料
これらの情報をリサーチツールで収集することで、空いた時間を仕入れや出品作業に注力できます。
2. 無料で使えるAmazonリサーチツール6選
Amazonで費用を抑えて売上を伸ばすためには、無料で利用できるリサーチツールが有効です。
しかし、どのツールを利用すれば良いのか迷っている方もいるでしょう。
そこで、おすすめの無料リサーチツールを紹介します。
■おすすめリサーチツール6選
無料ツール① Ama-Jack:せどりリサーチアプリ
引用:Ama-Jack
Ama-Jack(アマジャック)は、せどりアプリ支持率ランキング1位を獲得したリサーチアプリです。
以下の3つの作業を1つのアプリで完結できて、ずっと無料で利用できるのが魅力です。
- バーコードから商品データの読み取り
- 利益分析や商品の売れ行きをチェック
- アプリ上で出品
商品データの読み取り方はバーコードにスマホをかざすだけで、商品データを閲覧できます。
例えば、仕事帰りに立ち寄ったドラッグストアや家電量販店で、めぼしい商品を簡単にチェックできます。
Ama-Jackの特徴は、読み取った商品データを解析して「いくら儲かるのか」を瞬時に利益計算してくれることです。
同時に商品の売れ行きも確認できるため、「売れる」ことを確認してから仕入れができます。
さらに、Ama-Jackをダウンロードすると以下の特典がついているのも魅力です。
■Ama-Jackダウンロード特典
- Ama-Jackマスターマニュアル
- 10万円を稼ぐためのせどり教材
- 利益がでる商品リスト30選
- 商品情報の定期配信
Ama-Jackは、「せどりで儲けたい」という方向けのリサーチアプリです。
参考:PR TIMES
無料ツール② Amacode:商品リサーチアプリ
引用:Amacode
Amacodeは、Amazonで特定の商品が売れるかどうかを確認するのに役立つリサーチアプリです。
例えば商品を仕入れる際に、以下のような疑問や不安を解消するのに役立ちます。
「利益を上げられるのか」
「商品を仕入れても需要がなかったらどうしよう」
「仕入れる個数は、どれくらいが適当か」
具体的にAmacodeは、以下の機能が搭載されています。
■Amacodeの機能一覧
- ランキンググラフ・詳細グラフの表示機能
- ハイブリッドサーチ機能(仕入れ補助機能)
- ワンタップ出品機能
- カスタムオプション機能(ショートカット機能)
- OCR機能(JAN読み込み機能)
- 粗利合計ウィジェット
これら複数の機能により、仕入れの商品のリサーチ時間を大幅に短縮できるのがメリットです。
ただしAmacodeは無料会員登録で利用できますが、すべての機能を使うには、月額4,980円の有料プランを利用する必要があります。
無料ツール③ Keepa:Amazon価格チェッカー
引用:Keepa
Keepa(キーパ)は無料で利用できるAmazon価格チェックツールです。
販売価格の推移を価格履歴グラフで表示してくれるため、販売価格の参考として役立ちます。
またトラッキング機能を搭載しており、特定の商品の価格が上限・下限に達するとアラートで知らせてくれます。
Keepaの主な機能は以下のとおりです。
- 価格履歴グラフ
- 価格下落&在庫通知
- 国際Amazon価格の追跡
- 価格下落商品のピックアップ
- ベストセラー&トップセラーリスト表示
- 価格上昇の追跡
- プレミアムデータアクセス
Keepaのメリットはブラウザの拡張機能をインストールすることで、Amazon上で上記の機能を利用できることです。
■対応ブラウザ
- Firefox
- Chrome
- Opera
- Edge
- Safari
ただしKeepaは無料プランもありますが、すべての機能を利用するためには月額19ユーロが必要です。
無料ツール④ tool4seller:Amazon総合セラーツール
引用:tool4seller
tool4seller(ツールフォーセラー)は、30万人以上が利用しているリサーチツールです。
特徴はリサーチ機能だけではなく、運営に役立つ機能が豊富にあることです。
■tool4sellerの機能
- 販売利益分析
- 広告入札定時調節
- バーコードスキャン
- キーワードリサーチ
- 在庫管理
- 自動評価依頼
- 競合分析
- リスティング最適化
例えば、バーコードスキャンで商品の仕入れや販売価格を参照できたり、広告運営を自動化できたりします。
また、競合分析は他社のキーワードの選択や過去の販売価格から、他社のマーケティング手法の分析に役立ちます。
ライバルと差をつけるために、他社のマーケティング手法を学ぶことは有効な手段です。
さらに、ChormeやSafariなどの拡張機能を利用することで、Amazon商品ページで簡単にリサーチできるようになります。
■拡張機能でできる商品リサーチ内容
- トラフィックワードの逆リサーチ
- 検索語キーワードの逆リサーチ
- 利益カルキュレーター
- 月間推定販売量
- レビュー&星評価分析
- 競合商品分析
- 注目商品リスト
- アリババ、楽天、ヤフーなどの比較
tool4sellerの料金プランは以下の図のとおりです。
引用:tool4seller
tool4sellerを検討している方は、フリープランで試してみるのをおすすめします。
無料ツール⑤ ERESA:Amazon市場分析ツール
引用:ERESA
ERESA(イーリサ)は、累計ユーザー数が35,000を突破した国内導入実績1位のリサーチツールです。
「Amazon.co.jp」と「Amazon.com」の、13億以上の商品データを無料で閲覧できるのが特徴です。
■ERESAの機能一覧
- 価格推移&平均値のグラフ表示
- ランキング推移&平均値のグラフ表示
- 出品者推移&平均値のグラフ表示
- 日付別の販売個数・販売価格の推移
- 他ショップ・モール情報の確認
- 各種カテゴリーランキングTOP1,000の確認
とくに、Amazonでは通常確認できないカテゴリーランキング1,000位まで閲覧できるため、トレンドのチェックや売れ筋の商品を探すのに役立ちます。
これらの機能により、Amazonでの売上最大化を目指せるのがERESAです。
料金は無料プラン・有料プランがあり、有料プランは月額3,980円、もしくは年払い39,800円となります。
有料プランを利用される場合は、7日間の無料期間がありますので、無料期間中に操作性や機能性などをチェックしましょう。
無料ツール⑥ モノサーチ:販売価格・在庫情報チェックツール
引用:モノサーチ
モノサーチは、複数のECモールや他サイトの価格を比較できるリサーチツールです。
最安値で在庫のあるサイトを探せるため、電脳せどりの仕入先を探す場合や、販売価格の調査に利用できます。
また、できるかぎり安く商品を購入したい方にも便利なツールといえるでしょう。
モノサーチは無料版と有料版があり、有料版ではすべての機能を利用できます。
■有料版モノサーチの機能
- 出品者追跡機能
- いつものサイトがリサーチツールに変身
- 優れたカスタマイズ性
- 自動リサーチで作業時間の短縮
- 10年近いノウハウをもとにしたAIを搭載
モノサーチでリサーチにかける時間を短縮することで、より時間を有効に使えるでしょう。
3. 【番外編】Amazon運営に役立つツール3選
リサーチツール以外にもAmazonの売上アップに役立つツールはあります。
例えば、自動価格改定機能や複数モールの一元管理機能などです。
Amazon運営に役立つツールは以下のとおりです。
各ツールのできること、費用などについて詳しく紹介します。
おすすめ① クロスマ:複数の機能をオールインワン
『クロスマ』はAmazonや楽天といったように、複数モールの運営を効率化できるツールです。
Amazon出品者で、他ECモールに出店している方は利用を検討してみてください。
『クロスマ』を利用することで、以下のようなことができます。
■クロスマでできること
- 設定にそって自動で価格を調整
- 複数モールの在庫や受注管理を一元管理
- 1クリックで商品ページを作成
- 出荷依頼やメール送付の自動化
- 残店舗の在庫数を自動変更・調整
『クロスマ』のメリットは、複数の機能により作業時間を大幅に削減できることです。
作業時間を削減することで時間の有効活用につながり、より売上アップに直結する作業に注力できます。
また『クロスマ』は有料ツールで、料金プランは以下のとおりです。
月額料金は売上高やモール数が増えても一定です。
おすすめ② Perpetua:広告最適化ツール
引用:Perpetua
Perpetua(パーペチュア)は、Amazon広告を最適化できるツールです。
Amazonでの売上を伸ばす1つの方法に、Amazon広告の利用があります。
スポンサー広告で商品の認知度向上やターゲットへの訴求により、売上の機会を増やせるためです。
しかし、Amazon広告の運営を手動ですると、入札価格の調整などに手間がかかり、リソース不足の原因になりかねません。
Perpetuaであれば、常に入札額を最適化してくれるので、広告運用にかかる作業時間を大幅に削減できます。
■Perpetuaのできること
- 適切なタイミングで入札する
- 目標値にあわせて入札を毎日自動的に調整する
- 24時間265日最適化する
また利用料金は以下の表のとおりです。
引用:Perpetua
Perpetuaは商品の露出を増やしたい方や、広告運用の手間を減らしたい方におすすめします。
おすすめ③ Ubun BASE:無料分析ツール
引用:Ubun BASE
Ubun BASE(ウブンベース)は、売上・広告レポートの自動化ツールです。
Ubun BASEでできることは以下のとおりです。
- 自動レポート送付機能
Amazonの販売状況をレポートでメール送付してくれる機能です。
当月の売上着地見込みを毎週把握できるので、目標を達成できるかを確認しやすくなります。 - レビューリクエスト機能
レビューリクエスト機能は、設定した条件を満たすと「レビューをリクエストする」を実行する機能です。 - モニタリング機能
モニタリング機能は、特定のキーワードの検索結果順位やレビュー数などを毎日収集する機能です。
上位表示したいキーワードをモニタリングすることで、順位改善の施策に役立ちます。
またUbun BASEは、現在β版として公開中なので、今ならすべての機能を無料で利用できます。
4. Amazonのリサーチツールのよくある質問
Amazonの売上を伸ばしたい方、効率を上げたい方にとってリサーチツールは有効な手段です。
しかし、これからAmazonへ出品しようという初心者や、リサーチツールを使った経験のない方は、導入するのに疑問や不安があることでしょう。
そこで、ここではAmazonのリサーチツールに関してよくある質問を3つ紹介します。
Q1. そもそもAmazonで儲けるのにリサーチツールは必要?
Amazonは、せどりやECサイト運営者から人気のあるECモールで、多くの出品者がいるため、ライバルとどのように差をつけるのかが成功のポイントです。
リサーチツールがあればライバルとの差別化だけではなく、価格調整や仕入れ判断の作業効率が上がり、不良在庫も抑えられるため必要といえるでしょう。
詳しくは「Amazonリサーチツールがせどりや出品に役立つ理由」にてご確認ください。
Q2. 無料で使えるAmazon用リサーチツールを教えてください
このようにリサーチツールといっても様々な機能がありますので、自社の問題点の解決に役立つツールを優先的に試してみてください。
Q3. Amazonの運営に役立つツールはありますか?
例えば、以下の3つのツールです。
このなかでも『クロスマ』は複数モールの管理・運営に特化したツールです。
売上を伸ばすために、複数モールへ出店している方はぜひ利用を検討してみてください。
5. まとめ|Amazonリサーチツールを無料で試してみよう
Amazonで売上を伸ばすためには、リサーチツールを活用しましょう。
とくに無料で利用できるリサーチツールは、リスクなく試せるのでおすすめです。
ただし無料ツールは、利用できる機能に制限がある場合や、期間が決まっている場合があります。
そのため、無料版だけではなく有料版の利用も検討してみましょう。
有料ツールの『クロスマ』は、自動価格改定機能や複数モールの一元管理など、売上アップを強力にサポートしてくれます。
「もっと稼げるようになりたい」や「作業効率を高めたい」という方は、ぜひチェックしてみてください。