クロスマと連携している倉庫はどこ?主要4社を徹底比較

在庫管理や出荷作業に追われて、本来の商品企画や販売戦略に時間を割けずに困っていませんか?

EC事業者にとって、商品を手元に置いておくスペースがないし、毎日の発送作業も負担になりがちですよね。

そんな悩みを解決してくれるのが、クロスマと連携している倉庫サービスです。

この記事では、クロスマが提供する「寝てても出荷完了」の仕組みと、主要な連携倉庫4社の特徴や料金を詳しく比較していきます。

クロスマの倉庫連携で実現する「完全自動出荷」

クロスマの最大の魅力は、複数の倉庫サービスとAPI連携することで、受注から出荷まで完全に自動化できることです。
注文が入ったら、クロスマが自動で倉庫に出荷指示を送り、出荷が完了すると追跡番号も各モールに自動反映されます。

従来のように「楽天で注文が入ったからFBAに手動で出荷依頼を出す」といった作業は一切不要になります。
文字通り、全モール寝ている間に出荷が完了してしまうんです。

API連携のメリット

手動でCSVファイルをやり取りする他の倉庫と違って、API連携ならたくさんのメリットが。

リアルタイム在庫同期

在庫数の変動が即座に全モールに反映

自動出荷指示

注文受付と同時に出荷処理が開始

追跡番号自動反映

出荷完了と同時にお客様への通知も自動化

ヒューマンエラー防止

手作業によるミスを大幅に削減

主要連携倉庫3社の特徴

Amazon FBA

Amazonエコシステムの強力な連携

Amazon FBAは、マルチチャネルサービスを通じてクロスマと連携します。
Amazonの高速配送ネットワークを活用できるため、翌日配送など迅速な出荷が可能です。

主な特徴は下記の通り。

  • 大口出品者なら月額4,900円の基本料金のみ
  • Amazonプライム会員への配送優遇
  • 全国の配送センターネットワーク

STOCKCREW

ヤマトフルフィルメント移行の最有力候補

2025年2月で終了したヤマトフルフィルメント。その移行先として最多数だったのがSTOCKCREWです。
初期費用・月額固定費が無料で、従量課金制のシンプルな料金体系が魅力。

主な特徴は下記です。

  • 初期費用・月額固定費ゼロ
  • ヤマトフルフィルメントからの移行サポート
  • 配送サイズに応じた明確な料金設定

オープンロジ

豊富な配送オプションと海外対応

オープンロジは2019年からクロスマとAPI連携しており、配送オプションの豊富さが特徴です。
海外配送にも対応しているため、越境ECを検討している事業者にもおすすめ。

主な特徴は下記の通りです。

  • 初期費用・固定費無料
  • 海外配送対応
  • ポスト便から大型商品まで幅広いサイズに対応

mimosa

即日導入可能な新興WMS

フルフィルメント倉庫ではありませんが、提携先外部倉庫をお持ちの事業者さんへおすすめ。
mimosaは1週間程度で導入完了できる新しい倉庫管理システムです。
クロスマとの連携により、受注から出荷まで完全自動化が可能です。

料金比較。どの倉庫が一番お得?

各倉庫サービスの料金を比較してみましょう。
特に利用頻度の高い60サイズとネコポス/メール便の料金に注目です。

サービス名 初期費用 月額基本料 60サイズ保管料(日額) 60サイズ出荷料 ネコポス/メール便 連携方法 特徴
Amazon FBA 無料 大口4,900円/小口0円 約5-10円 521円 294円 マルチチャネル Amazonエコシステム・高速配送
STOCKCREW 無料 無料 1.5円 500円 230円 API自動連携 YFF移行対応・初期費用ゼロ
オープンロジ 無料 無料 1円 700円 370円 API自動連携 配送オプション豊富・海外対応

料金面でのポイント

最安値比較

ネコポス/メール便: ヤマトフルフィルメント(218円)が最安

60サイズ出荷: ヤマトフルフィルメント(427円)が最安

保管料: オープンロジ(1円/日)が最安

コスパ重視なら

STOCKCREWがバランス良く、初期費用ゼロで始められます。
ヤマトフルフィルメント終了後の移行先としても選択肢が最多でした。

倉庫選びのポイント

1. 商品サイズと配送頻度で選ぶ

小型商品中心ならヤマトフルフィルメント(サービス終了まで)やSTOCKCREWが有利です。
大型商品も扱うならオープンロジの配送オプションの豊富さがメリットになります。

2. 既存の販売チャネルとの相性

Amazonメインで販売しているならFBAとの相性は抜群です。
複数モール展開ならSTOCKCREWやオープンロジがおすすめです。

3. 将来の事業拡大も考慮

海外展開を視野に入れているならオープンロジ、急成長を見込むならFBAの配送力が頼りになります。

まとめ:「寝てても出荷完了」の実現へ

クロスマと連携している主要倉庫サービスは、それぞれ異なる特徴と料金体系を持っています。
重要なのは、自分の事業規模や商品特性に合った倉庫を選ぶことです。

現在のおすすめ

コスパ重視: STOCKCREW(初期費用ゼロ、明確な料金体系)

配送スピード重視: Amazon FBA(高速配送ネットワーク)

配送オプション重視: オープンロジ(豊富な配送方法)

どの倉庫を選んでも、クロスマのAPI連携により「注文が入ったら自動で出荷、追跡番号も自動反映」という理想的な運営が実現できます。
在庫保管や発送作業から解放されて、商品企画や販売戦略により多くの時間を投資できるようになりますよ。