様々な機能や連携先モールが増えているクロスマですが、GoQSystem創業開発のエンジニアがリードエンジニアとして携わっています。ユーザーが直面する課題をどう解釈し、システムという形に落とし込んでいるのか。独自のこだわりや開発者目線の活用法をお届けします。
目次
1.エンジニア歴25年、EC業界の黎明期からの変遷
───まずは、これまでのキャリアとクロスマの関わりを教えて下さい。
エンジニアとしてのキャリアはもう25年ほどになります。EC業界の歴としては15~20年ほどですね。私がこの業界に入った頃は、通販サイトは何がどこにあるか分からないと言われるような黎明期でした。
当時は自社でも通販事業を運営しており、1日150件くらいの注文を夜通し手作業で処理していたんです。「これでは手間だ、自分たちが楽になるための仕組みを作ろう」と自社用に開発したツールが、のちのGoQsystemの原点となりました。
GoQsysytemは自由度の高い一元管理システムです。これは多機能で細かい設定ができる、自動処理を自分で作れることが強みで、顧客層としては商品ページや販売方法にこだわりを持っている企業が多かった印象です。
一方で、近年は副業などでECを始める個人ユーザーが増えています。そうした方々が、ITの専門知識がなくても運営できるツールが必要だと考え、ターゲットを分けたのが「クロスマ」です。
2.「自動化のクロスマ」と「こだわりのGoQSystem」
───クロスマとGoQsystem、それぞれの役割はどう違うのでしょうか?
大きな違いは、ユーザーがどこまで操作するかという点です。
クロスマは個人事業主や副業で活動される方を主なターゲットとしていて、ユーザーが注文の処理をしなくても良い、完全な自動化を目指したサービスになっています。
また、自由度が高く、細かな工夫を柔軟に反映できるGoQsystemのスタイルとは別に、クロスマは簡単な出品ができる点を強みにしています。
この違いは当初から一貫して意識していることでした。方向性が違うものを同じシステムに盛り込もうとしても、どうしてもどちらかに引っ張られてしまいますから。
3.操作を減らすことへのこだわり
───開発において、特にこだわっているポイントはどこですか?
「ユーザーの手間が増えないか」ということを最優先にしています。もし、便利そうに見えてもユーザーの操作工程が増えてしまう機能なら、あえて実装しないという選択もします。
私自身、面倒な作業に時間をかけたくないタイプでして。
利用者にはパソコン操作が不慣れな方が多いこともあり、画面やボタンを見ただけで直感的に使えるような作りにしています。
通常、複数のモールに手動で出品しようとすると、1商品あたり1時間近くかかることも珍しくありませんが、クロスマなら初期設定さえ済んでいれば、10分もかからずに出品が完了します。そうした時間と手間の短縮には特にこだわっていますね。
───在庫連携についての工夫はありますか?
クロスマは注文をとるところから出荷まで自動で行う仕組みがメインの機能なんですが、処理が早ければうまくいくというわけでもないんですね。楽天、Amazon、Yahoo!ショッピングなど、モールごとに仕様も違えば、連携する倉庫の特性も異なります。そういう違いを調べて、簡単さとスピード、どちらも保てるところを目指しています。
モール側の仕様変更なども事前に情報をキャッチできるように気をつけています。
4.開発者目線の活用法
───開発者として、ユーザーにはシステムをどう活用してほしいですか?
今のEC業界は、十数年前のように商品を登録すれば売れる時代ではなくなってきています。コスト管理や、インフルエンサー起用の台頭など、1つの商品を売るにも戦略が重要になっています。
だからこそ、データ入力や出荷といった事務的な作業はクロスマで自動化し、浮いた時間で「どんな商品を仕入れるか」「どうやって販促するか」というところに時間を使ってもらえたらと考えています。
5.これからの展望:さらに良いシステムへ
───最後に、今後の展望を教えて下さい。
これからもユーザーが触らなくて良いツールを突き詰めていきたいです。
EC業界は変化が非常に激しいですが、ユーザーの皆様には常に最新・最適の環境で、手軽にショップ運営を楽しんでいただけるよう進化を続けていきます。
クロスマでEC運営をもっとラクに
多機能化が進むEC業界だからこそ、あえて「手軽さ」という価値を磨き上げるクロスマ。
そのスピード感をぜひ体験してみてください。






