楽天市場の出品方法を完全マスター!手数料から超効率化ツールまで徹底解説

楽天市場へ出店するのが初めての方にとっては、具体的な出品方法について事前にポイントを理解しておくと、どれくらいの手間がかかるのかわかって安心だと思います。

この記事では、初心者でも安心して楽天市場で商品を出品できるように、出店の方法から出品に至るまで、作業の流れやポイントについてわかりやすく解説します。

加えて、楽天市場に出品する際の気になる手数料や注意点もご紹介し、作業時間を大きく削減できる効率化ツールも案内しますので、最後まで読んで是非活用して下さい。

1. 楽天市場への出店審査と開店準備

楽天 出品

楽天市場の審査には「出店審査(書類審査)」と「開店審査」の2種類があり、両方の審査を通過してはじめて商品を販売することが可能です。

まず、楽天市場への出店を検討している皆さんへ、出店審査の手続きや開店準備、開店審査を通過するまでの内容やポイントを解説していきます。

1-1. 楽天市場への出店申し込み

楽天市場の出店申し込みには、公式ウェブサイトから専用の申し込みフォームの利用が必要です。必要事項を入力し、利用規約に同意した上で送信すれば、出店審査のプロセスが始まります。

出店審査にあたっては、以下の書類が必要です。です。

  • 出店申込書(WEB入力後、最終的に原本提出)
  • 審査書類(WEB入力後、最終的に原本提出)
  • 取扱商材の販売に必要な営業許可・資格等の書類(古物・酒類・食品・医薬品販売等)
  • 取扱い商材の写真
  • 登記簿謄本(履歴事項全部証明書)

個人事業主の場合は、上記以外にも以下の書類が必要となります。

  • 住民票/印鑑証明
  • 実店舗の写真

審査には数日から数週間かかりますが、書類に不備があれば、さらに遅れる可能性があります。

1-2. 出店審査の内容と落ちた場合の対応方法

楽天市場の出店審査が通らなかった場合でも、再度申請することは可能です。

ただし、書類の不備や追加資料が必要な場合以外では、審査に落ちた理由は教えてもらえません。

提出書類に不備なしで不合格となった場合は、自分で落ちた理由を推測して、再審査を受けるかどうかを判断しなければなりません。

審査に落ちてしまう理由には下記の原因が考えられます。

心当たりがある項目を改善し、しばらく間をおいてから再申請するといいでしょう。

  • 楽天市場でショップを開くには実績や知名度などが不十分と見られている
  • 楽天市場で販売できない商材を扱っている
  • 事業で扱う商品の品質が不十分と見なされている
  • 個人で副業として出店しようとしている

1-3. 開店準備と開店審査

出店審査を通過した後は、開店準備と開店審査が必要です

開店準備では店舗運営システムRMSを利用して、ショップのデザインやレイアウト、取り扱い商品の登録、支払いや配送方法の設定などを行います。

準備完了次第で開店審査をうけますが、下記の設定や条件をクリアしておく必要がありますので、漏れがないかチェックしておきましょう。

  • 店舗ルール検定試験に合格していること
  • 楽天からの振込口座の登録
  • 楽天への自動振替設定口座の登録
  • 配送業者や送料、発送元情報など配送方法の設定
  • 商品画像や詳細説明、価格、在庫情報など商品情報の登録
  • 取扱い商品に関するカテゴリーページの作成
  • 楽天ペイやクレジットカード、代金引換、銀行振込など支払い方法の設定
  • ショップのデザインやレイアウトの作成

出店審査の結果は、通常数営業日以内に連絡され、合格すればショップが公開されて楽天市場での販売が可能となります。審査に不合格の場合は、指摘事項を修正して再申請を行う必要があります。

2. 楽天市場での店舗構築の流れ

この章では前章で説明した楽天市場への出店申請から開店までの手順の中から、出店準備における店舗構築の流れを見ていきましょう。

流れ① 商品分類とカテゴリの作成

楽天市場内での店舗構築は、前述のRMS(Rakuten Merchant Server)を利用します。

店舗は各店共通の構造となっており、トップページ、カテゴリページ、商品ページへと3階層が分かれていくのが基本で、最大5階層まで構築可能です。

そして、店舗構築では、商品分類とカテゴリの作成は非常に重要で、お客様が商品を見つけやすくするために適切に行うことが必要になります。

商品分類とは、ショップ内で取り扱う商品を、種類や特徴に基づいて分類することです。例えば、衣料品のショップでは、トップス、ボトムス、アウターなどの分類が考えられます。

商品分類をもとに、ショップ内でのカテゴリを作成し、お客様が目的の商品に辿り着きやすくします。例えば、衣料品のショップであれば、下記のように細かくカテゴリ分けができます。

  • トップス > シャツ・ブラウス
  • トップス > Tシャツ・カットソー

カテゴリは階層構造にでき、大カテゴリ(第1階層)を設定し、さらに細かい小カテゴリ(第2階層以降)を作成することが可能です。

流れ② 商品情報の登録

適切な商品登録により、お客様が迷わず商品に辿り着けます。商品名にお客様が検索しそうなキーワードを含めるとより効果的です。

また、わかりやすい商品説明や高画質で鮮明な画像を用いることで、商品の魅力や特徴をお客様へ効果的に伝えられます。

お客様は商品情報が充実しているショップを信頼しやすく、購入に踏み切る可能性が高まる傾向があります。購入後に期待外れの商品が届くことも少なくなり、顧客満足度が向上し、リピート購入や口コミによる集客も可能です。

楽天市場では、商品情報が充実している商品ほど検索順位が高くなる傾向があります。

適切なキーワードや詳しい商品情報で検索順位を向上させ、集客力を高めることが可能です。

流れ③ ショップデザインの設定

楽天市場での魅力的なショップデザインは、顧客の興味を引きブランドイメージを向上させることにつながります。

また、興味を引くだけでなくユーザビリティも重要で、使いやすいデザインにすることで、お客様がストレスなくショップ内を閲覧し、購入に至るまでの道のりをスムーズにできます。

ショップデザインで成功するためには、設定の際に以下のポイントに注意しましょう。

  • ショップのコンセプトを明確にし、それに沿ったデザインにする
  • ブランドイメージを象徴するショップロゴを設定する
  • ブランドイメージに適した色で統一感のあるデザインにする
  • パソコンやスマートフォンなど、どの端末でも閲覧可能な、レスポンシブデザインを適用する
  • ショップページの読み込み速度を最適化する

流れ④ トップページの作成

楽天市場での出店において、トップページはお客様が最初に訪れるページであり、ショップの顔となる重要な要素です。

効果的なトップページを作成するためのポイントは以下の通りです。

ユーザーが思わず興味を示すようなトップページを作成して下さい。

ポイント① ショップのコンセプトを明確に伝える

お客様にどのような商品を提供しているのか、どんな価値があるのかを理解してもらう。

ある家具店の例:「デザインと機能性を兼ね備えた家具をお手頃な価格で提供する」

ポイント② 魅力的なバナーを活用する

新商品やセール情報、キャンペーンなどの情報を魅力的なバナーでアピールする。

ポイント③ 人気商品やおすすめ商品の紹介

トップページに人気商品やおすすめ商品を掲載することで、お客様の購買意欲を喚起しやすくする。

ポイント④ ショップの信頼性を高める要素を掲載

お客様のレビューや、楽天市場での評価、賞などの受賞歴をトップページに掲載することでショップの信頼性を高める。

ポイント⑤ SNSやメールマガジンへの誘導

トップページにSNSのフォローボタンやメールマガジンの登録フォームを設置することで、お客様とのコミュニケーションの機会を増やし、リピート購入や新規顧客の獲得につなげる。

3. 楽天市場での出品作業の手順

3章では、前述の店舗構築における出品作業の手順を詳しく説明します。出品作業は開店後も定期的に発生しますので、基本的なポイントはおさえておきましょう。

3-1. RMSとは

楽天市場のRMSとは、楽天が提供するECサイト運営支援システムのことです。

RMSは、「Rakuten Management System」の略称で、楽天市場に出店する店舗が商品の出品や在庫管理、注文処理、配送などを効率的かつ簡単に行うためのツールです。

RMSを利用することで、楽天市場に出店する店舗は、出品した商品の状況や在庫数、受注状況などをリアルタイムで把握できます。また、楽天市場で販売される商品の管理や注文処理を自動化することで、スムーズな業務運営を実現します。

さらに、RMSは様々な機能を備えており、出品した商品の販売状況や顧客の傾向などの情報を分析でき、業務の改善につなげることが可能です。

楽天市場のRMSは、楽天市場に出店する店舗にとって必須のツールとなっており、楽天市場の成長にも大きく貢献しています。

3-2. カテゴリー登録の方法

カテゴリ設定は、商品を適切なカテゴリに分類することで、お客様が商品を見つけやすくするために重要です。

RMSでは、商品を楽天市場の「ジャンル」に分類し、さらに自店舗の「カテゴリ」に設定できます。

具体的には、楽天RMSの中でカテゴリページ設定というメニューへ進み、下図のようなカテゴリを登録する設定画面を表示させます。

ここでカテゴリを登録したり、削除したりなどカテゴリ構造の構築・修正ができるようになっているのです。

楽天_カテゴリー登録の方法

引用:楽天・RMSでの商品情報登録

3-3. 商品登録の方法

商品登録は商品を楽天市場に出品し、お客様に購入してもらうための重要なプロセスです。ここでは初心者の方のために、商品個別登録の手順を以下に説明します。

RMSトップページの左側にあるメニューから、「店舗設定」→「商品登録・更新」→「商品ページ設定」と進み、下図の商品ページ設定のメニューを表示させます。

そして赤丸で囲んだ「商品個別登録」を選択し押下します。

楽天・RMSでの商品情報登録 

引用:楽天・RMSでの商品情報登録

商品個別登録のページでは、以下のような情報が並んで表示されますので、実際のフォームを参照しながら、ポイントを説明します。

① 商品基本情報

商品基本情報の画面は下図の通りとなってます。

楽天・RMSでの商品情報登録

引用:楽天・RMSでの商品情報登録

商品基本情報で重要なポイントを上図において赤丸で囲んでいますので、それらを上から順に説明します。

  • 商品管理番号
    ここでの商品管理番号は、出品者側で任意に設定できますので、複数のECサイトを利用して同じ商品を販売している場合は、同じ管理番号を設定すると在庫管理がスムーズです。
  • 商品名
    商品名は楽天市場で表示される商品名で、最大127文字まで入力可能です。
    ただし、スマートフォンでは最初の30文字程度しか表示されないため、最初の方に重要なキーワードを入れましょう。
  • 販売価格・表示価格
    楽天市場では、販売価格(実売価格)と表示価格(定価・希望小売価格)の設定が可能で、両方を入力することで、割引率やお得さを顧客へアピールできます。

② 商品ページ情報

商品ページ情報は下図の通りの画面となっています。

楽天・RMSでの商品情報登録

引用:楽天・RMSでの商品情報登録

ここではPC版向けは、【PC用商品説明文】【PC用販売説明文】の2箇所、 スマホ版向けは【スマートフォン用商品説明文】の1箇所に効果的な商品説明を入力します。

入力された文章は楽天市場内のSEO効果を上げるために重要ですので、できるだけ商品に関連するキーワードを盛り込むようにしましょう。

③ 商品登録情報

最後の商品登録情報は下図の通りの画面となっています。

楽天・RMSでの商品情報登録

引用:楽天・RMSでの商品情報登録

商品登録情報では、下記の通り管理情報を設定します。

  • 全商品ディレクトリID:楽天市場内で設けられているカテゴリのID番号
  • 表示先カテゴリ :店舗内のカテゴリ(店舗独自で設定可能なID番号)
  • カタログID :JANコード

4. 楽天市場での出品手数料と注意事項

楽天市場における出品作業が理解できたところで、出品に関連する費用を見ていきましょう。

4-1. 出品にかかるコスト

楽天市場で出店してショップを運営する費用には、初期費用の6万円以外に固定費部分の月額費用と、売上やサービスの利用量によって変わる変動費があります。

固定費部分は、がんばれ!プラン」「スタンダードプラン」「メガショッププランの3つに分かれ、月額の費用以外に登録可能な商品数、画像容量などの条件が異なります。

変動費の部分はプランのグレードが上がるほど有利になる仕組みで、初心者が「がんばれ!プラン」から「スタンダードプラン」へ移行するタイミングは、月商が140万円を超えたあたりが目途です。

「スタンダードプラン」と「メガショッププラン」の違いは、出品数や画像容量に制限があるかないかで、変動費部分での違いはありません。

詳しい内容は下図を参照下さい。

楽天_出品にかかるコスト

出典:Rakuten出店案内・出店プラン・費用

4-2. 出品してはいけない商品

楽天市場では、取扱い禁止の商品があり、内容は以下の通りです。

  • 法令で販売・所持が規制されているもの
  • 公序良俗、モラルに反するもの
  • 商品に関する契約等で譲渡・転売が禁止されているもの
  • 悪用されるおそれのあるもの(身分証明書・個人情報等)
  • 青少年の保護育成上好ましくないもの(アダルト系商品等)
  • 危険なもの(爆発物・毒物等)
  • 他人の権利・利益を侵害する可能性のあるもの(偽造品等)
  • その他楽天が不適切と判断したもの

また、政治・宗教・ネットワークビジネス・暴力団関係の方の出店は、禁じられています。

4-3. 事前承認が必要な商品

前述の出品禁止商品以外に、出品前に事前審査のための確認書などの書類提出が必要になるケースがあり、主な商材は以下の通りです。

  • 医薬品、医薬部外品、医療機器(コンタクトレンズを含む)
  • おせち料理
  • PCソフトウェア
  • 楽天市場指定ブランドメーカー品
  • 回線契約を伴う商品
  • 販売に際して免許等を必要とする商品(食品、酒類、中古品等)
  • プロスポーツライセンス商材
  • メーカー、産地などから購入者へ直送される商品

出品禁止商品、事前承認必要商品の詳細情報につきましては、下記の楽天市場ホームページを参照下さい。

5. 楽天市場を利用するメリット・デメリット

楽天市場を利用するにあたっては、メリット・デメリットを理解することで、自社が販売するプラットフォームとして適切なところを伸ばし、不適切なところを改善しましょう。

5-1. 楽天市場を利用するメリット

楽天市場を利用する上でのメリットは、以下の通りです。

① 高い集客力

楽天市場は日本国内で高い利用者数を誇り、多くの消費者が商品を検索・購入するため、出品者にとって大きな集客力があります。

② 楽天スーパーポイント

楽天市場では、楽天スーパーポイントが利用・獲得できるため、消費者にとって魅力的でありリピート購入が促されます。

③ 信頼性

楽天市場は大手企業が運営しているため、消費者と出品者の両方に信頼性があります。

④ マーケティング支援

広告やプロモーションの支援があり、出品者は効果的なマーケティングを行えます。

⑤ 豊富な機能

RMS(楽天マーケットシステム)を通じて、商品管理や在庫管理、注文管理など、出品者にとって便利な機能が提供されています。

5-2. 楽天市場を利用するデメリット

楽天市場を利用するデメリットは以下の通りです。

① 手数料

出品手数料や決済手数料、システム利用料など、楽天市場を利用する際にかかる手数料が負担となります。

② 競争が激しい

多くの出品者が楽天市場を利用しているため、同業他社との競争が激しくなることがあり、価格競争やプロモーション活動などで対抗しなければならない場合があります。

③ ルール遵守

楽天市場には出品者が遵守しなければならないルールがあり、違反するとペナルティが課されることがあります。

④ システムの独自性

楽天市場のRMSは独自のシステムであり、他のECサイトとの互換性がないため、使い慣れるまでに時間がかかることがあります。

6. 楽天市場と他ECモールを徹底比較!

この章では、楽天市場と他の主なECモールとの特徴、メリット、デメリット、費用について、主なポイントを簡単に比較できるよう下表の通りまとめましたので、参照ください。
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アイテム 楽天市場 Amazon ヤフーショッピング auPAYマーケット
特徴 年商2兆円規模 年商3兆円規模 年商1兆円規模 年商1,000億円規模
楽天ポイント還元 プライム会員制度 PayPay利用可能 通信サービス優遇
メリット 高い集客力 高い集客力 高い集客力 成長中のECサービス
RMSによる店舗総合管理 FBAによる在庫管理と迅速な配送 固定費・ロイヤリティが無料 auユーザーを獲得しやすい
デメリット 手数料が高い 手数料が高い 手数料が高い 集客力不足
競争が激しい 競争が激しい 競争が激しい ショップ数が少ない
費用:初期費用 6万円 無料 無料 無料
費用:月額 1万9,500円~
10万円
小口:無料
大口:4,900円
無料 4,800円

※1.表中の表示価格は税抜です。
※2.費用やサービス内容は変更されることがありますので、利用時は最新情報を確認してください。

上記でわかる通り、各ECモールにメリット・デメリットがあり、特にauPAYマーケット以外の大手プラットフォームは甲乙つけがたい印象です。

しかし、各プラットフォームには下記のような特徴があります。

  • 楽天市場:あらゆる年代の女性ユーザーが買い物を楽しんでいる
  • Amazon:商品名やブランド名検索で購入する男性ユーザーに人気がある
  • ヤフーショッピング:中年層のユーザーが多い

したがって、今、Amazonに出品していて売上が芳しくなくても、楽天市場に出店したら女性ユーザーにうけて売上が大きく上昇する可能性もあるかも知れません。

複数モールへ出店することで、そういった経験値が増え、プラットフォームによって力を入れるカテゴリーのすみ分けをすることも可能です。

ただし、複数モールの運営には時間も人手もかかり、なかなか取り組む決断が下せないのが実情でしょう。

そこで、次章では複数モール出店の業務を力強く支えてくれる、業務効率化ツールの『クロスマ』を紹介します。

7. 楽天市場の出品に便利な効率化ツール『クロスマ』とは

IZUMIが開発したEC(電子商取引)複数モール運営効率化ツール『クロスマ』は、オンラインショップ運営者がAmazonをベースに複数のモールを一元管理し、運営を効率化するための機能が豊富に搭載されています。

作業時間を91%削減できたという驚くべきデータも出ているので、Amazonに出店していることが前提ですが、楽天市場の出品にも役立つことは間違いありません。

ここでは、『クロスマ』の機能やメリットを中心に解説しますので、特に複数モールを運営されている方は参考のうえ、『クロスマ』の利用を検討されることをおすすめします。

7-1.『クロスマ』の主な特徴

クロスマ』の主な特徴は以下の通りで、累計ユーザー数1,000名のユーザーに愛されている理由がここにあります。

①オールインワン機能

『クロスマ』は複数ECモールの在庫管理や受注情報を一元管理する上に、下記のような特許技術を用いた独自機能を搭載した、オールインワン機能をもつモール運営効率化ツールです。

  • 出品禁止/制限商品の自動判別機能
  • 販売先ごとの自動価格変更ルール設定機能
  • Amazonランキングを踏まえた在庫連動ルール

②各モールにおける新規ショップを低価格で代行

初心者の方にとって不安な、各モールにおける立ち上げを、下記のサービス内容で15,000円(税抜)という圧倒的な低価格で代行しています。

  • 初期設定から開店までのサポート
  • 『クロスマ』・テンプレートによるストアデザインによるショップ構築

③シンプルかつ低価格な料金プラン

オールインワン機能を備え、モールにおける様々な管理を効率化するツールでありながら、費用は従量制ではなく、初期設定費用以外は月額14,800円(税抜)という低価格です。

7-2.『クロスマ』の主な機能

ここでは、前述のような素晴らしい特徴をもつ『クロスマ』の主な機能を個別に見ていきましょう。

① 一元管理

『クロスマ』の一番の特徴は、複数のECモールやオンラインショップの在庫管理、受注管理、発送管理が一つのシステムで行えることです。

各モールでの手間を大幅に削減し、運営効率を向上させられます。

② 商品情報の一括登録・編集

『クロスマ』を使用することで、商品情報を一括登録・編集できるため、各モールへの登録作業が効率化されます。また、商品情報の変更や削除も一括で行えます。

③ 在庫連動機能

『クロスマ』では、複数のECモールでの在庫状況をリアルタイムで連動できるので、在庫切れや過剰在庫のリスクを軽減し効率的な在庫管理が可能です。

④ 受注・発送管理

『クロスマ』を使用すると、複数のECモールからの受注情報を一元管理できるため、注文処理や発送作業が効率化されます。

7-3.『クロスマ』利用で得られるメリット

『クロスマ』は便利な機能と特徴を備えています。

『クロスマ』を利用することで、EC運営者に以下のメリットが期待でき、ビジネスの拡大や質の向上に注力できるようになります。

メリット①効率化された運営

複数のECモールやオンラインショップの管理が一元化されることで、運営効率が向上し、手間が削減されます。そして、作業の外注化の必要性が激減し、余計なコストをかける必要がなくなるでしょう。

メリット②大幅な時短が可能

商品情報の一括登録・編集や、受注・発送管理の効率化により、業務にかかる時間が大幅に短縮されます。空いた時間で商品企画やプロモーションなど、売上アップにつながる活動への注力が可能です。

メリット③在庫管理の改善

在庫連動機能により、在庫管理が効率化され、在庫切れや過剰在庫のリスクを軽減できるため、ショップ運営を安心して任すことが可能です。

常時適切な在庫が維持できることで、収益改善への影響も大きくなります。

メリット④データ分析の容易さ

売上分析機能を活用すれば、ビジネス戦略や改善策の立案が容易になり、さらなるビジネスの拡大につながるでしょう。

7-4.『クロスマ』にかかる費用

前述の通りこれだけのメリットがある『クロスマ』ですが、利用にかかる料金は初月の初期設定費用と月々の固定費14,800円(税抜)のみです。

初期費用は下図の通りであり、「アマゾン+その他の1モール」であれば無料ですが、アマゾン以外のモールが2つ以上だと初期費用が発生します。(※下図費用は税抜)

クロスマ_費用

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一般的に月間受注件数が600件を超えるお客様にとっては、『クロスマ』利用のメリットが大きくなります。

出品上限1,000SKUまでという制限はありますが、SKU追加プランもあり大量出品による大規模ビジネスの展開も可能です。

楽天市場と連携する場合は、楽天RMSにおけるCSV商品一括編集機能を利用するため、別途月額10,000円(税別)の費用を楽天市場へ支払う必要があります。

それでも楽天市場運営のために数名のスタッフを雇うことを考えれば、取るに足らない費用と言えるでしょう。

8. 楽天市場での出品によくある質問

最後に楽天市場の出品に関するよくある質問を載せておきますので、必要に応じて参照ください。

Q1. 初心者でも出店できるのか?

初心者でも楽天市場に出店することが可能です。楽天市場は、初心者向けのサポートやガイドが充実しており、出店手続きや商品登録、運営方法などを学ぶことができます。

また、楽天市場の運営サポートチームが、出店準備や運営に関する疑問やトラブルに対応してくれるため、安心して出店をスタートできます。

出店に関しては、1章で詳しく解説してますので、下記リンクより参照ください。

Q2. ホームページ作成の経験がなくても大丈夫ですか?

楽天市場では、初心者にもわかりやすいテンプレートを提供しており、ドラッグ&ドロップや入力フォームを使って簡単にオンラインショップのデザインやレイアウトを作成できます。

また、楽天市場のサポートチームやヘルプセンターの適時対応により、安心してショップ作成を進めることが可能です。

Q3. 出品の際の画像や説明文は、どんなことに注意すればいいか?

画像は商品の詳細が鮮明に見えるクオリティの高いものを使用し、楽天市場で指定された画像サイズ(3804px Ⅹ 3804px以内)やフォーマット(jpg,gif,tif,png,bmp)を利用しましょう。

説明文は商品の特徴、仕様、利点などをわかりやすく記載し、説明文の見やすさを向上させるために、適切な文字装飾(太字、斜体、アンダーラインなど)や改行をしてください。

Q4. 在庫管理はどうやればいいか?

楽天市場の出店者専用の管理画面を使用して、在庫情報の更新や確認を行います。

商品ごとの在庫数を手動で管理できますが、大量の商品や複数の販売チャネルを持つ場合は、手間がかかることがあります。

クロスマを利用すれば、在庫管理も自動運営できるので、是非、ご検討ください。

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9. まとめ

今回の記事では、楽天市場に初めて出店する方のために、出品方法を中心としたショップ運営にまつわる詳細を詳しく解説しました。

楽天市場はECサイトへ出品するというよりも、自分のショップを出店し運営する形態のECモールの形を取ります。

したがって、審査や運営ルールもきっちりと設定されており、ショップ運営もRMSという楽天独自のツールを利用するため、複数のECサイトの運営者にとっては手間がかかります。

しかし、『クロスマ』は楽天市場と連携しているため、一元管理をすることで大幅な業務効率化とコスト削減が可能です。

『クロスマ』に興味を持たれた方は、下記より是非『クロスマ』に関する詳細情報を手に入れて下さい。

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