楽天市場へ個人で出店できる?審査のコツや初期費用・メリットデメリットを解説

「楽天市場に個人は出店できるの?」
「出店の審査は通るの?」

と考えている方はいませんか?

結論、楽天市場へ個人が出店するのは可能です。

本記事では、楽天市場に個人が出店する方法と審査に通るコツを徹底解説します。

この記事を読むと楽天市場へ個人が出店するコツを知ることができ、売上アップの方法を知ることができます。

楽天市場へ出店しようと考えている個人の方や、今より多くの売上をあげたい方はぜひお読みください。

ちなみにクロスマなら、月額14,800円から楽天市場での出品から受注処理までを自動化するうえに、複数モールの商品管理を一元化できます。

人件費をかけずに複数モールを効率的に運営できるツールであるため、興味がある方は詳細をチェックしてください。

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1.個人で楽天市場へ出店する方法

個人で楽天市場へ出店する方法をご紹介します。主なステップは4つです。

詳しく解説していきます。

ステップ①出店申し込み

最初に、Web画面から必要事項を入力して出店の申し込みをします。

以下は、出店申し込みに記載する必須事項です。
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会社情報 ・事業形態=個人事業主
・会社名

・本社所在地
・代表電話番号
・代表FAX番号
・代表者名
店舗運営責任者情報 ・店舗運営責任者
・所属部署
・郵送物等の送付先住所
・連絡先電話番号
・連絡先FAX番号
・連絡先メールアドレス
・取扱商材ジャンル

出店の申し込みは、法人・個人事業主のみ受け付けています。個人とはいえ、事業の実態がない個人は受け付けていないので、注意が必要です。

ステップ②書類審査

Web申請を送信したら、事業者審査を通過するために書類審査の準備をします。

個人事業主が審査を通過するために準備するべき書類は以下です。

  • 出店申込書
  • 審査書類
  • 取扱商材の販売に当たって必要な営業許可・資格等の書類
  • 商材の写真
  • (あれば)仕入伝票
  • 住民票(契約開始日3ヶ月以内に発行されたもの)
  • 印鑑証明書(契約開始日3ヶ月以内に発行されたもの)
  • 開業届 または 確定申告書
  • 実店舗の写真

個人事業主は、登記簿謄本がありません。登記簿謄本の代用として、「開業届または確定申告書」「住民票」「印鑑証明書」の3点が必要です。

審査期間は、2週間~1ヵ月ほどです。審査状況により、追加の書類提出の提出が求められる場合があります。

書類審査を通過するコツは、「2.個人で楽天市場に出店する際の審査のコツ」で詳しく解説しています。

ステップ③ショップ作成

書類審査を通過後、楽天市場で使用する店舗運営システム「RMS(Rakuten Marketplace System)」のアカウントが発行されます。

RMSアカウントが発行されたら、ショップ作成・商品登録を行います

個人事業主が特に気を付けたいのは、「特定商取引法に基づく表記」欄の記載です。

「特定商取引法に基づく表記」へは、以下の項目を書きます。

【商品に関する事項】

  • 販売価格
  • 送料価格
  • 申し込み期限
  • 代金の支払い時期・方法
  • 商品の引渡時期
  • キャンセル有無・条件・方法
  • 返品の有無・条件・方法(商品瑕疵情報)
  • 商品がソフトウェア取引の場合、必要な動作環境についての説明
  • 2回以上の定期購入・頒布会の販売の条件
  • 商品の販売数量の制限等、特別な条件がある場合は、その説明
  • カタログ請求が有料の場合、有料な旨の説明・金額

【事業主に関する事項】

  • 氏名(屋号)
  • 事業所の住所
  • 事業所の電話番号
  • 責任者名
  • 広告メールを送る場合のアドレス・許可

商品に関する事項は、商品ページに掲載すると分かりやすいでしょう。

配送・決済についての事項が共通な場合は、別途ページを設けて書いておくと、商品ページの編集が楽になります。

自宅か否かに関わらず、住所・電話番号の記載が必要です。

家族と同居している場合など、トラブル防止に備え以下の書き方を参考に登録しましょう。

住所 〇〇〇県 △△△市 ◇◇◇町
※上記は当社契約店舗の住所になります。
お取引の際に請求があれば遅延なく提示いたします。
連絡先 (メールアドレス)@xxxxxxx.jp
※電話番号は、お取引の際に請求があれば遅延なく提示いたします。

ショップ作成や記載事項に迷う場合は、店舗オープンアドバイザーへ相談しましょう。

ステップ④オープン審査

ショップ開店前の最終審査がオープン審査です。別名「開店審査」と呼ばれます。

オープン審査に必要な項目は以下です。

  • 店舗ルール検定試験の受講と合格
  • 楽天からの振込口座の登録
  • 楽天への自動振替設定口座の登録
  • 配送に関する設定
  • 商品登録
  • カテゴリページの作成
  • 看板画像の作成

「店舗ルール検定試験」は、ショップ運営の理解度試験です。80%以上の正解で合格です。

オープン審査の通過基準は、以下2つを満たしていることです。

  • 楽天市場が取り決めた規約・禁止行為に抵触していないか
  • 販売~購入までの流れで必要事項が記載されているか

オープン審査に通過すれば、運営開始です。

楽天市場の出店作業はステップ数も多く手間がかかります。より簡単に出店するには、クロスマがおすすめです。

クロスマ』について詳しく知りたい方は、「4.手間をかけたくない人はクロスマの利用がおすすめ」をご参照ください。

2.個人で楽天市場に出店する際の審査のコツ

「楽天市場の出店審査は厳しい」「楽天市場の出店審査に落ちた」という声をよく聞きます。

個人で楽天市場に開店するのは、簡単ではありません。

しかし、コツを守れめば、確実に審査は通ります

また、開店できたあかつきには、大きな集客・効果的な販促による売上アップが見込めます。

審査のコツは4点です。

1つずつ解説していきます。

コツ① 開業届

「開業届」とは、個人事業主が開業したことを届け出た書類です。楽天市場では、事業主の本業・副業は問わないものの、開業の実績がないと審査に通らないため準備が必要です

また、既に開業し確定申告を済ませている場合は、直近の確定申告書を提出すると事業実態の証明となるため、信頼度が増します。

コツ② 在庫管理用の場所を確保

楽天市場などのECサイトは、実店舗がなくとも運営できます。しかし、商品売買をするためには、実際の商品が必要です。

商品があることを証明するため、在庫管理の場所を明確に提示します。楽天市場へ提出するのは、在庫管理場所の写真です。

フルフィルメントサービスを利用している場合は、利用契約書類を提示することで審査を進めることができます。

コツ③ 実販売する商品を仕入れる

楽天市場に出店して商品売買するには、販売する商品が必要です。審査が始まるときには、実際に販売する商品を審査前に仕入れておきましょう。

「事業実態」と「出店規約に抵触していないこと」を証明するため、実際に販売する商品写真を提出することで審査が通りやすくなります。

コツ④ 販売実績を作る

販売実績がある個人事業主は、審査に通りやすくなります事業実態の照明のためテナント型のECサイトで販売実績を作りましょう。

楽天市場の審査は、「実態のある事業」が必須条件です。事業実態の証明を積み重ねていけば、審査に通過できるでしょう。

3.楽天市場への出品手数料・費用

個人で楽天市場へ出品する際の初期費用は発生しません。個人事業主・法人問わず同じ料金体系です。

毎月発生する出品手数料・費用は、6種類に分かれています。

「出店料」は月額固定制で、その他は従量制です。

それぞれの手数料について詳しく見ていきましょう。

楽天市場の出品手数料・費用① 出店料

楽天市場の出店料は、「月額固定制」です。出店料は、3つのプランから事業規模により、希望のプランを選択します。

プラン別費用・サービス内容は以下です。
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がんばれ!プラン スタンダードプラン メガショッププラン
月額出店料
(消費税別)
19,500円/月 50,000円/月 100,000円/月
支払い時期 年間一括払 半年ごと2回分割払 半年ごと2回分割払
システム利用料
(消費税別)
月間売上高の
3.5~7.0%
月間売上高の
2.0~4.5%
月間売上高の
2.0~4.5%
登録可能商品数 5,000 20,000 無制限
画像容量 500MBまで 5GBまで 無制限
R-Messe利用料
(消費税別)
3,000円 5,000円 5,000円
月商目安 約140万以上
プランの選び方 初めてショップ運営する方向け 毎月の費用を減らしたい場合 より大きな利益を生みたい場合

出店料は、1店舗ごとの価格です。例えば、ファッションジャンルでも、「メンズ館」「レディース館」など店舗を分けたい場合は、店舗ごとにプランを選択できます。

個人事業主の方は、スタンダードプランがおすすめです。理由は3点あります。

  • 在庫数2万点の場合、在庫管理料が多くかかるため
  • 月額出店料がメガショッププランの半額となるため
  • 写真・動画の容量制限が心配な場合は「楽天GOLD」を無料で利用できるため

まずはスタンダードプランで運営してみて、費用対効果があがったところでメガショッププランへの変更がおすすめです。

出店プランは、年に1回まで変更できます。運営状況により、適宜対応していくとよいでしょう。

楽天市場の出品手数料・費用② システム利用料

システム利用料は、楽天市場オリジナルの受注管理ツール「RMS」の利用料です。

月額の売上金額に対して発生し、パソコン経由・モバイル経由・選択する出店プランで料率が異なります。

売上金額は、通常販売に対するものを算定対象とし、定期購入・頒布会は含めません。

システム利用料率は以下です。

がんばれ!プラン

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~50万 ~100万 ~500万 ~1000万 1000万1~
パソコン 6.5% 6.0% 5.5% 4.5% 3.5%
モバイル 7.0% 6.5% 6.0% 5.0% 4.0%

スタンダードプラン・メガショッププラン

スタンダードプラン・メガショッププランのシステム利用料は、同じです。今回は、スタンダードを例にご紹介します。

楽天_スタンダードプラン・メガショッププラン

引用:楽天市場

システム利用料率は、平均客単価をあらわす「平均バスケット単価」により変動します。

平均バスケット単価の算出法は以下の通りです。

平均バスケット単価=月間通常販売額÷月間通常販売件数

細かい料率設定のため、計算は複雑です。毎月のシステム利用料は、RMSから確認できます。

楽天市場の出品手数料・費用③ システムサービス利用料

システムサービス利用料は、楽天市場で行っている独自サービスです。

システムサービス利用料には、3つのサービスがあります。

それぞれ見ていきましょう。

楽天ポイント

楽天ポイントは、楽天市場会員を対象としたポイントプログラムです。

楽天市場の会員が購入した商品に対して付与されるポイントのうち、1%分をショップが負担します。

楽天ポイント

引用:楽天市場

商品代金が対象のため、送料別商品の送料は含みません。しかし、送料込みの場合、店舗側は送料を含めた金額の1%が負担となるため注意が必要です。

楽天市場の会員でなくとも買い物ができますが、会員登録していない方からの購入は対象外です。

モールにおける取引の安全性・利便性向上のためのシステム利用料

楽天市場を利用するうえで、安全性・利便性向上のために、必要な費用を一部負担したのが本費用です。

安全性・利便性向上のためのサービスは以下です。

  • システム開発
  • ユーザー向け窓口の運用

月間売上高の0.1%(消費税別)を負担します。システム開発・ユーザー向け窓口などのサポート体制が整っているからこそ、安定稼働を実現しています。

楽天スーパーアフィリエイト

アフィリエイトとは、パートナーサイト経由で商品が売れた場合、商品代金の一部がパートナーに還元されるシステムです。

楽天市場では、オリジナルのアフィリエイトプログラム「楽天スーパーアフィリエイト」を運営しています。

アフィリエイトの仕組みは以下の通りです。

楽天スーパーアフィリエイト

引用:楽天市場

パートナー・ショップは、直接やりとりしません。アフィリエイトに関する仲介者は、楽天市場です。

毎月、アフィリエイトの成果報酬をとりまとめて計算しています。

楽天スーパーアフィリエイトのシステムサービス利用料の計算方法は、以下の通りです。

システムサービス利用料=①パートナーサイト報酬+②楽天市場へ支払う利用料

  • ①パートナーサイト報酬=売上×アフィリエイト料率
  • ②楽天市場へ支払う利用料=パートナーサイト報酬×適用料率

「アフィリエイト料率」と「適用料率」は、最低ラインを決めています。

■アフィリエイト料率の最低ライン

楽天_アフィリエイト料率

引用:楽天市場

料率の範囲を守れば、希望の料率で設定可能です。報酬上限は、1商品1個の売上につき1,000円までです。

■楽天市場へ支払う利用料の適用料率

  • 0~30万円 ………………… 30%
  • ~100万円 ………………… 25%
  • ~500万円 ………………… 23%
  • ~1,000万円……………… 20%
  • 1,000万1円~ …………… 15%

楽天スーパーアフィリエイト利用料にかかる消費税は、パートナーサイト報酬・楽天市場へ支払う利用料へ別々に発生します。

楽天市場の出品手数料・費用④ R-Messe利用料

R-Messe(アールメッセ)は、「ショップへの問い合わせ」に返信するためのオリジナルメッセージツールです。

R-Messeは、ユーザー別に問い合わせの進捗・既読/未読が確認できます。

R-Messe利用料は、月額費用と利用数による従量料金制で、会話数で異なります。

  • (101会話以上の場合)R-Messe利用料=月額費用+会話数×10
  • (100会話以下の場合)R-Messe利用料=月額費用のみ
メガショッププラン/
スタンダードプラン
左記以外
月額固定費(税別) 5,000円 3,000円
従量料金 ~100会話:無料、101会話~10円/会話

ショップへの問い合わせ件数が少ないほど費用はかかりません。質問が少なくなるよう、商品ページを充実させることが、費用削減のポイントです。

楽天市場の出品手数料・費用⑤ 楽天ペイ(楽天市場決済)

楽天の決済代行サービスの使用料が「楽天ペイ」です。

楽天ペイを計算する前に、楽天市場で利用可能な決済手段・サービスをご紹介します。
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決済手段 楽天ペイ(楽天市場決済)主要機能 利用料
請求
入金サイクル短縮 不正検知
強化
チャージバック
補償強化
決済関連
業務代行
入金・請求
相殺機能
楽天市場共通の決済手段 ・クレジットカード決済
・Apple Pay
・銀行振込
・後払い決済
・コンビニ決済
・セブン・イレブン、ローソン など
・主に海外ユーザーが利用する決済
・PayPal決済
・Alipay決済
・楽天ポイント
・楽天キャッシュ
店舗様任意加入 ・代引引換
・ショッピングクレジット/ローン
・オートローン
・リース
・法人向け請求書払

楽天ペイでは、トラブル対策として、補償制度があります。

楽天ペイを導入した店舗に対して付帯済みのプランは、「ベーシック」補償です。他に、事業規模により補償額を変更できます。
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配送先 プラン名 加入要件 補償上限(月) 月額保険料
(店舗毎)
国内 楽天ペイ ベーシック 全店舗自動付帯 15万円 0円
楽天ペイ スタンダード 任意加入
(申込店舗のみ対象)
50万円 5,000円
楽天ペイ プレミアム 100万円 8,000円
海外
および
指定配送先
楽天ペイ ベーシック 全店舗自動付帯 50万円 0円
楽天ペイ
海外配送プレミアム
任意加入
(申込店舗のみ対象)
100万円 3,000円

補償額を変更した場合の補償上限額は「ベーシック」と任意加入の金額を合算した金額です。

楽天ペイ利用料は、平均決済単価・月間決済高に対して算出します。

楽天市場_楽天ペイ利用料

引用:楽天市場

海外住所への配送については、通常利用料に0.4%上乗せした金額です。

また、楽天市場共通の決済手段に限り、売上金額と楽天ペイの相殺ができます。計算のサイクルは以下の通りです。

楽天_楽天ペイ_利用料の計算サイクル

引用:楽天市場

計算のタイミングにより、請求が発生する場合があります。請求から支払い期限までが10日程度と非常に短いため、注意しましょう。

楽天市場の出品手数料・費用⑥ オプションサービス利用料金

オプションサービスは、店舗側の判断で付与できるサービスです。全部で8種類あります。

それぞれの概要と機能をご紹介します。個人事業主がすべてのサービスを活用すると、非常に手間がかかります。

必要な機能を適宜活用するとよいでしょう。

R-SNS(アール・エス・エヌ・エス)

楽天市場では、オリジナルツール「R-SNS」を活用した宣伝活動ができます。

R-SNSの対応範囲は、LINE公式アカウント・Instagram・Facebook・ROOMです。

R-SNS利用料は、月額税別3,000円です。LINE公式アカウントに設定されている有料プランを使用する場合は、別途実費負担があります。

R-Mail

R-Mailは、楽天市場独自のメールマガジン配信サービスです。利用料は、配信数に応じて発生します。

R-Mailメール配信料=月間配信数×1円

RMS商品一括編集機能

RMS商品一括編集機能は、店舗内の商品情報をcsvファイルへ出力して一括編集する機能です。個人事業主は、1人で作業するため、より効率的な作業が求められます。

RMS商品一括編集機能はぜひおすすめしたいサービスです。

利用料は、月額税別10,000円です。

定期購入・頒布会

定期購入・頒布会は、一度注文すると定期的に商品を配送するサービスです。定期購入・頒布会は、通常販売と手数料が異なります。

利用料=月額固定5,000円(税抜)

システム利用料=通常商品のシステム利用料率+2%を付加した料率で算出

定期購入と頒布会を両方使用しても月額固定料金は変わりません。定期購入は、発送業務のみで、受注処理はないのが特徴です。

個人事業主の受注作業削減と安定収入を加味すると、定期購入・頒布会は有益と言えるでしょう。

RSL(楽天スーパーロジスティクス)

RSLとは、楽天市場の物流アウトソーシングサービスです。商品を受注後、ショップから出荷指示を出すと配送センターから商品が配送されます。

RSL(楽天スーパーロジスティクス)

引用:楽天市場

費用の計算は、以下の通りです。

RSL手数料=①在庫保管料+②出荷作業料+③配送料

RSLにより、在庫保管・発送作業の効率化を実現します。保管場所の確保も不要になるため、個人事業主におすすめしたいサービスです。

CSVデータダウンロードサービス

送り状・受注データなど、さまざまな情報をcsvでダウンロードできるサービスです。RMS内で申し込めば、無料で利用できます。

ダウンロードしたCSVデータは、自社発送の際に送り状データを一括印刷したいときなどに利用します。

楽天GOLD

楽天GOLDは、店舗が使用できる自由度の高いディスクスペースです。画像・動画などをアップロードしておけば、デザイン性の高いショップが作れます。

初回申し込み後、1度の申請につき100Mずつ追加されていき、最大1Gまで無料です。

無料でデザイン性の高いショップを作れるので、高い宣伝効果が見込めます。

R-Cabinet画像登録管理機能・R-Cabinet動画登録管理機能

R-Cabinetは、ショップに掲載する画像・動画ファイルの保管場所です。出店プランにより、制限容量が異なりますが、制限範囲内であれば無料で利用できます。
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がんばれ!プラン スタンダードプラン メガショッププラン
画像容量 500MBまで 5GBまで 無制限

4.手間をかけたくない人はクロスマの利用がおすすめ

クロスマ

楽天市場のショップをより効率的に運用したい場合は、クロスマをおすすめします。

クロスマ』は、以下の機能を有したECサイト運営ツールです。

  • 在庫管理の自動化
  • 受注処理の自動化
  • ワンクリックで完了する商品登録作業
  • 出品禁止/制限商品を自動判別
  • ストアデザインの作成

個人事業主の場合、すべての作業を1人で行います。『クロスマ』を導入すれば、最大91%の作業時間削減も可能です

楽天市場は個人で出店する場合ハードルが高い割りに儲からない?

楽天市場へ個人が出店を開始するのは、ハードルが高いと言われています。

準備工数を考えると、さほど費用対効果が見込めないと考える方もいるのではないでしょうか。

作業工数が多い個人事業主にこそクロスマ』がおすすめです。機能・費用をご紹介します。

クロスマは複数モールを効率的に運営して高い費用対効果を実現!

クロスマの特徴

クロスマ』は、「在庫管理」「受注管理」「商品ページ作成」など、ECサイト運営に関わる作業を自動化したツールです。

作業時間を大幅に削減できるので、1人の作業量が多い個人事業主においても、高い費用対効果が見込まれます。

基本的なモール運営は、『クロスマ』の操作を1つ覚えれば対応可能です。

独自性の強い楽天市場においても、Amazonの商品情報があれば、ワンクリックで商品を登録できます。

そのうえ、在庫管理調整など、複数のモールと連動しているため、商品を管理しやすいのがメリットです。

作業時間を削減し、一度に複数のモールを運営できるので、高い売上が期待できます。

クロスマの特徴

主な特徴は以下の通りです。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

特徴① 個人でも複数モールを手間なく管理

クロスマ』は、複数モールに渡って在庫調節ができるツールです。

通常は、複数のモールで同じ商品を出品した場合、下記のような作業がそれぞれで作業が必要でした。

  • 商品ページ作成
  • 在庫数調整
  • 注文処理

クロスマ』は、受注処理が自動化されています。売れた商品があれば、他のECモールにある在庫数を自動調整します。

売り切れの場合は非表示にできるので、手間がかかりません。

特徴② ショップ運営に必要な機能が1つに

クロスマ』は、ECサイト運営に必要な機能がワンセットになっています。

主な機能は以下です。

  • Amazonから情報を取り込み、他ECサイトで出品
  • Amazonの価格に合わせて他ECサイトの価格を自動変更
  • 1店舗で商品が売れたときに他ECサイトの在庫を自動変更
  • 受注~出荷完了までの作業をすべて自動で処理

クロスマ』の処理は、自動化された作業が多いため、ルーティンワークはチェック業務のみです。

また、『クロスマ』から登録した商品ページは、ECサイトに合わせて個別に変更できます。

基本情報の転機漏れを防止しながら商品紹介に注力できるので、販促効果をあげることも可能です。

個人で多くの売上をあげるためには、より効率的な作業が必要です。自動化できる作業は『クロスマ』に任せて、販促に注力できるので、高い販促効果が見込めます。

特徴③ デザインテンプレートでおしゃれなショップを手軽に作成

クロスマ』は、各モールの初期設定から開店審査まで、作業を代行しています。

デザインテンプレートを活用し、おしゃれなストアデザインが作成できるので、宣伝効果が高いショップを作成可能です。

また、楽天市場のショップ審査では、必須の記載事項があります。ショップ作成代行を依頼すれば、記載漏れによる審査不合格を防げます。

1人で作業していると、記載漏れのチェックも難しいでしょう。ショップ作成の相談ができる点が大きな特徴です。

クロスマにかかる費用・手数料

クロスマ_費用

クロスマ』の費用は、運営サイト数による初期費用と、月額固定費の2種類で構成されています。

シンプルで分かりやすい料金プランが魅力です。

楽天市場の情報とは、楽天RMSのオプション「CSV商品一括編集機能」を活用することで連携できます。

「CSV商品一括編集機能」のオプション料金は、楽天市場へ支払う月額10,000円(税別)です。

月額料金の課金は、運用開始から1ヵ月経過後から発生します。

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5.個人で楽天市場に出店するメリット

個人で楽天市場に出店するメリットは4点です。

詳しく見ていきましょう。

メリット① 圧倒的な集客力

楽天市場の国内ユーザー数は、1億以上を誇ります。他にも、さまざまな集客システムが整備されています。主な集客システムは以下の通りです。

  • 定期的なセール開催
  • ポイントプログラム
  • アフィリエイトプログラム

楽天市場は集客力が高く、販促ツールが豊富なので、多くの利益を早くあげられるのがメリットです。

メリット② プロのコンサルティングサービスによるサポート

個人事業主は1人でのショップ運営が基本です。トラブル時の相談先がなく困ることもあるのではないでしょうか。

楽天市場は、20年以上に渡り培ったノウハウがあるため、売るためのサポートが充実しています。

  • 各商品ジャンルに特化した専任「ECコンサルタント」
  • 基礎から応用までネットショップ運営ノウハウを学べる「楽天大学」

楽天大学の受講形式は、いつでも受講できる「e-ラーニング形式」と、全国で開催されている「教室講座」です。

個人事業主でショップ運営に成功している先輩からの貴重な経験談が聞けるうえに、同業者とのつながりができます。

悩みを享受できる仲間ができるのは、ショップを長く続けるためにとても大切です。

楽天市場へ出店すれば、高い売上を長く維持できるでしょう。

メリット③ 多彩な販促ツールで商品の魅力を伝えられる

楽天市場には、商品の魅力を伝えるツールがそろっています。主な販促ツールは以下です。

  • 楽天GOLD
  • メルマガ配信
  • クーポン作成
  • SNS
  • 定期購入
  • 頒布会

SNS・メールなど、さまざまなチャネルから宣伝すれば、ショップが目に留まる機会も増えます。

一からツールを探すとなると、商品管理・受注作業などに忙しい個人事業主にはとても手間のかかることです。

楽天市場で販促ツールを使用し、より早く宣伝活動に取り掛かれるのがメリットです。

メリット④ 物流アウトソーシングにより商品管理の負担軽減

楽天市場では、独自のアウトソーシングサービス「楽天スーパーロジスティクス」を運営しています。

個人でショップ運営をする場合、在庫管理スペースが必要です。受注・各種連絡の対応は、パソコンの前で作業して終了します。

しかし、発送作業は梱包・発送・発送連絡など、短期間に多くの手間がかかります。

そこで、個人事業主におすすめなのが「楽天スーパーロジスティクス」です。

「楽天スーパーロジスティクス」は、在庫管理・商品発送のアウトソーシングサービスです。

ギフト・翌日配送などのカスタムサービスも対応できます。365日稼働しているので、受注処理ができれば元日でも発送可能です。

注文してすぐに届くショップは、信頼性・人気もあがります。個人事業主にはおすすめのサービスです。

楽天市場のツールの機能・費用については、「3.楽天市場への出品手数料・費用」で詳しく解説しています。

6.個人で楽天市場に出店するデメリット

個人が楽天市場へ出店するには、デメリットもあります。デメリットは2点です。

詳しくご紹介します。

出店料・手数料が高い

楽天市場の出品手数料・費用は、他のECサイトと比較して高額です。個人事業主が小規模で出店すると、最初は儲からないかもしれません。

しかし、他のECサイトと比較して高いのには、理由があります。

楽天市場へ出店すると、はじめから3つのメリットが約束されています。

  • 圧倒的な集客力
  • 多彩な販促ツール
  • ECサイトのプロによる手厚いサポート

出店料・手数料は高いものの、商品を売るためのサポートが充実しているため、早期に利益が見込めるのが魅力です。

個人が出店すると、トラブル・減収など悩みがあったときの相談先に困ることでしょう。心強い味方がいれば、長く続けていけます。

出店料・手数料の高さは、デメリットである反面、サポートの対価です。

汎用性が低い

汎用性が低い点も、楽天市場へ出品するデメリットです。楽天市場では、簡単に個人情報を取得できません。

楽天市場の受注管理システム「RMS」による管理なので、簡単に個人情報が取り出せないようになっています。

消費者がECサイトへ求めるものは「安全性」です。個人情報保護を優先するため、汎用性を低くしています。

情報を引き出し、他のECサイトでプロモーションしたい方にはデメリットです。

7.他社サイトの出品手数料を比較【Amazon・Yahoo!ショッピング・auPAYマーケット】

楽天市場と似たECサイトは複数あります。他社のECサイトと比較してみましょう。

詳しく解説していきます。

楽天市場と他社ECサイトとの比較

今回は、「Amazon」「Yahoo!ショッピング」「auPAYマーケット」の3社と比較してみました。

比較項目は、以下です。

  • サイトの概要
  • 出品手数料
  • 売上・コストシミュレーション

比較していきましょう。

➀ Amazon

Amazonと比較します。最初にサイトの概要です。
←スマホの方は左右にスクロールできます→

楽天市場 Amazon
会員数 1億以上 約4,000万
店舗数 約57,000 約178,000
品数 約3億6千万 約4億超
売上 約5.6兆円 約3.2兆円
出店方式 テナント型 マーケットプレイス型
店舗デザイン 自由度が高い フォーマットが固定

楽天市場は、Amazonに比べて会員数・売上が高い反面、店舗数が圧倒的に少ないのが分かります。

店舗間の競争が少ないので、1店舗あたりに得られる売り上げの高さが魅力です。

次に、出品手数料です。
←スマホの方は左右にスクロールできます→

楽天市場 Amazon
がんばれ! スタンダード メガショップ 大口プラン 小口プラン
月額固定 19,500円/月 50,000円/月 100,000円/月 4,900円/月 無料
プラン別
従量制
システム利用料
月間売上高の
3.5~7.0%
システム利用料
月間売上高の
2.0~4.5%
システム利用料
月間売上高の
2.0~4.5%
100円/商品
R-Messe
3,000円
R-Messe
5,000円
独自送料 送料356円~
共通従量制 ・楽天ポイント負担:会員購入代金の1%
・安全性・利便性向上:月間売上高の0.1%
・アフィリエイト料:アフィリエイト売上2.6%~
・楽天ペイ利用料:月間決済額2.5%~
・R-SNS:3,000円
・R-Mail:月間配信数×1円
・RMS商品一括編集機能:10,000円
・RSL手数料:1商品479円~
・販売手数料:代金の8%~15%
・FBA配送代行:1商品288~
・FBA在庫保管:1日1円~

※金額は税抜き

楽天市場は、費用が細かく分かれており計算が手間である反面、費用の使い道が明確なので安心感があります。

Amazonは、シンプルな料金プランで分かりやすいのが特徴です。

最後に、食品ジャンルで単価10,000の商品を1ヵ月に100万売り上げた場合で売上・コストをシミュレーションしてみました。

送料は、ロジスティクスサービスを利用したケースでシミュレーションしています。
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楽天市場 がんばれ! スタンダード メガショップ
売上-費用 771,907円 765,907円 715,907円
合計金額 228,093円 234,093円 284,093円
月額出店料 19,500円 50,000円 100,000円
システム利用料(パソコン) 26,000円 16,000円 16,000円
システム利用料(モバイル) 41,500円 27,000円 27,000円
楽天ポイント負担 9,500円 9,500円 9,500円
システムサービス利用料金
安全性・利便性向上の
システム利用料
1,000円 1,000円 1,000円
アフィリエイト利用料 15,600円 15,600円 15,600円
楽天ペイ利用料 35,000円 35,000円 35,000円
送料(@479円) 79,993円 79,993円 79,993円

※金額は税抜き

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Amazon 大口プラン 小口プラン
売上-費用 847,800円 842,700円
合計金額 152,200円 157,300円
出品手数料 4,900円 0円
成約料 0円 10,000円
販売手数料 97,000円 97,000円
FBA配送代行(@485) 48,500円 48,500円
FBA在庫保管(1商品10日) 1,800円 1,800円

※金額は税抜き

楽天市場・Amazonを比較すると、1ヵ月あたりの手数料が10万円以上違います

Amazonは、マーケットプレイス型のECサイトなため、販促効果はあまり期待できません。

「同じ期間に同じ売上をあげられるのか」を加味したうえで、出店サイトを検討するとよいでしょう。

➁ Yahoo!ショッピング

Yahoo!ショッピングと比較します。最初に概要です。
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楽天市場 Yahoo!ショッピング
会員数 1億以上 約2,340万
店舗数 約57,000 約872,000
品数 約3億6千万点 約4億点
売上 約5.6兆円 約1.6兆円
出店方式 テナント型 テナント型
店舗デザイン 自由度が高い 自由度が高い

Yahoo!ショッピングとの比較で、特筆すべきは、店舗数と売上の比率です。1店舗あたりの売上金額が低い傾向にあります。

次に、出品手数料です。
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楽天市場 Yahoo!ショッピング
がんばれ! スタンダード メガショップ
月額固定 19,500円/月 50,000円/月 100,000円/月 無料
プラン別
従量制
システム利用料
月間売上高の
3.5~7.0%
システム利用料
月間売上高の
2.0~4.5%
システム利用料
月間売上高の
2.0~4.5%
無料
R-Messe
3,000円
R-Messe
5,000円
共通
従量制
・楽天ポイント負担:会員購入代金の1%
・安全性・利便性向上:月間売上高の0.1%
・アフィリエイト料:アフィリエイト売上2.6%~
・楽天ペイ利用料:月間決済額2.5%~
・R-SNS:3,000円
・R-Mail:月間配信数×1円
・RMS商品一括編集機能:10,000円
・RSL手数料:1商品479円~
・ストアポイント:1%~/商品
・キャンペーン:1.5%/商品
・アフィリエイト原資:1%~/商品
・アフィリエイト手数料:原資の30%
・決済サービス手数料:決済金額の3.0%~
・ヤマトフィルメント:420円~
・ヤマトフィルメント保管料:1.5円/日~

※金額は税抜き

Yahoo!ショッピングの特徴は、固定費用・販売手数料がすべて無料な点です。ストアポイントの費用は、店舗ごとに取り決めた料率で負担します。

安い費用でおさめたい場合はYahoo!ショッピングがおすすめです。

最後に、食品ジャンルで単価10,000の商品を1ヵ月に100万売り上げた場合で売上・コストをシミュレーションしてみました。

送料は、ロジスティクスサービスを利用したケースでシミュレーションしています。
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楽天市場 がんばれ! スタンダード メガショップ
売上-費用 771,907円 765,907円 715,907円
合計金額 228,093円 234,093円 284,093円
月額出店料 19,500円 50,000円 100,000円
システム利用料(パソコン) 26,000円 16,000円 16,000円
システム利用料(モバイル) 41,500円 27,000円 27,000円
楽天ポイント負担 9,500円 9,500円 9,500円
システムサービス利用料金
安全性・利便性向上の
システム利用料
1,000円 1,000円 1,000円
アフィリエイト利用料 15,600円 15,600円 15,600円
楽天ペイ利用料 35,000円 35,000円 35,000円
送料(@479円) 79,993円 79,993円 79,993円

※金額は税抜き

Yahoo!ショッピング
売上-費用 899,663円
合計金額 100,337円
ストアポイント 10,000円
キャンペーン 15,000円
アフィリエイト原資 909円
アフィリエイト手数料 273円
決済サービス手数料 29,455円
ヤマトフィルメント(@424円) 42,400円
ヤマトFF保管料(1商品10日) 2,300円

※金額は税抜き

Yahoo!ショッピングの費用は格安なため、最も大きな利益があげられます

楽天市場のメガショッププランに比べると、3倍近くの価格差です。

楽天市場の集客力・販促効果と比較し、ベストな方法を選ぶことをおすすめします。

➂ auPAYマーケット

auPAYマーケットと比較します。最初にサイトの概要です。
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楽天市場 auPAYマーケット
会員数 1億以上 約1.17億
店舗数 約57,000 約15,000
品数 約3億6千万 約5,500万
売上 約5.6兆円 約1,287億円
出店方式 テナント型 マーケットプレイス型
店舗デザイン 自由度が高い 自由度が低い

au PAY マーケットと比較した結果、大きな違いは市場規模です。店舗デザインの自由度が低く、同じショップに見えることもあります。

集客力・利益率を加味すると、楽天市場への出店が効果的でしょう。

次に、出品手数料です。
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楽天市場 auPAYマーケット
がんばれ! スタンダード メガショップ コミコミ
出店プラン
シンプル
出店プラン
月額固定 19,500円/月 50,000円/月 100,000円/月 5,280円/月 5,280円/月
プラン別
従量制
システム利用料
月間売上高の
3.5~7.0%
システム利用料
月間売上高の
2.0~4.5%
システム利用料
月間売上高の
2.0~4.5%
成約手数料
月間売上高の4.5%~
成約手数料
月間売上高の2.0%~
R-Messe
3,000円
R-Messe
5,000円
決済サービス導入料
共通従量制 ・楽天ポイント負担:会員購入代金の1%
・安全性・利便性向上:月間売上高の0.1%
・アフィリエイト料:アフィリエイト売上2.6%~
・楽天ペイ利用料:月間決済額2.5%~
・R-SNS:3,000円
・R-Mail:月間配信数×1円
・RMS商品一括編集機能:10,000円
・RSL手数料:1商品479円~
・ポイント原資:代金の1%
・アフィリエイト手数料:代金の1.5%~
・アフィリエイト利用料:アフィリエイト手数料の15%
・auスマートパスプレミアム手数料:会員購入額の0.5%

※金額は税抜き

auPAYマーケットは、シンプルな料金プランが特徴です。シンプル出店プランは、コミコミ出店プランの決済サービス審査に通過しなかった場合に利用できます。

成約手数料が低いものの、決済サービスを独自で導入する必要があるため、手間・コストが増えます。

最後に、食品ジャンルで単価10,000の商品を1ヵ月に100万売り上げた場合で売上・コストをシミュレーションしてみました。

送料は、ロジスティクスサービスを利用したケースでシミュレーションしています。
←スマホの方は左右にスクロールできます→

楽天市場 がんばれ! スタンダード メガショップ
売上-費用 771,907円 765,907円 715,907円
合計金額 228,093円 234,093円 284,093円
月額出店料 19,500円 50,000円 100,000円
システム利用料(パソコン) 26,000円 16,000円 16,000円
システム利用料(モバイル) 41,500円 27,000円 27,000円
楽天ポイント負担 9,500円 9,500円 9,500円
システムサービス利用料金
安全性・利便性向上の
システム利用料
1,000円 1,000円 1,000円
アフィリエイト利用料 15,600円 15,600円 15,600円
楽天ペイ利用料 35,000円 35,000円 35,000円
送料(@479円) 79,993円 79,993円 79,993円

※金額は税抜き

←スマホの方は左右にスクロールできます→

auPAYマーケット コミコミ出店 シンプル出店
売上-費用 846,820円 837,100円
合計金額 153,180円 162,900円
月額費用 5,280円 0円
成約手数料 90,000円 65,000円
決済サービス導入料(4%) 0円 40,000円
ポイント原資 10,000円 10,000円
送料(@479) 47,900円 47,900円

※金額は税抜き

auPAYマーケットのコミコミ出店プランは、月額費用が低額のため、出店しやすいメリットがあります。

マーケットプレイス型のECサイトで販売実績を作りたいときにおすすめです。また、楽天市場スタンダードプランとの価格差は10万円以内です。

販促効果・集客力を加味すると、同期間の売上は楽天市場の方が見込まれる可能性があります。

他社比較したときの楽天市場の強み

3社のECサイトと楽天市場を比較した結果、4つの強みを持つことが分かりました。

  • ショップのリピーターを作りやすい
  • オリジナルの商品ページを作れる
  • 店舗数に対する売上シェアが高い
  • 同業他社のつながりができる

楽天市場は、市場規模が大きい反面、店舗数が少ないことから、1店舗あたりの売上の高さがうかがえます。

また、売上アップのコツ・失敗談などを聴講できる「楽天大学」は、個人事業主にとって特筆すべき強みです。

ECサイトで成功しているショップの成功談・失敗談が聞けるうえに、同業他社とのつながりができます。

出店審査が厳しい反面、ショップが開店できれば大きなリターンが期待できます。

8.楽天市場の個人出店に関するよくある質問Q&A

最後に、楽天市場の出品手数料についてのよくある質問にお答えします。

気になるものからお読みください。

Q1:楽天市場にはどうやって出店するの?

楽天市場の出店方法は以下の流れで進めます。

  • ステップ①出店申し込み
  • ステップ②書類審査
  • ステップ③ショップ作成
  • ステップ④オープン審査

詳細は「1.個人で楽天市場へ出店する方法」をご参照ください。

Q2:楽天市場は個人でも出店できるの?

楽天市場へ個人が出店するのは可能です。コツを守れば、確実に審査を通過します。

個人が出店審査を通過するためのコツは、4点です。

  • コツ① 開業届
  • コツ② 在庫管理用の場所を確保
  • コツ③ 実販売する商品を仕入れる
  • コツ④ 販売実績を作る

詳細は「2.個人で楽天市場に出店する際の審査のコツ」で解説しています。

Q3:楽天市場の出店にはいくらかかるの?

楽天市場の出店手数料は6種類です。

  • 出店料
  • システム利用料
  • システムサービス利用料
  • R-Messe利用料
  • 楽天ペイ(楽天市場決済)
  • オプションサービス利用料金

詳細は「3.楽天市場への出品手数料・費用」で解説しています。

Q4:楽天市場のメリット・デメリットは?

楽天市場のメリット・デメリットは以下です。

メリット デメリット
圧倒的な集客力
プロのコンサルティングサービスによるサポート
多彩な販促ツールで商品の魅力を伝えられる
物流アウトソーシングにより商品管理の負担軽減
・出店料・手数料が高い
・汎用性が低い

詳細は「5.個人で楽天市場に出店するメリット」からご参照ください。

Q5:楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピング・auPAYマーケットの違いは?

楽天市場とAmazon・Yahoo!ショッピング・auPAYマーケットを比較すると、楽天市場が持つ強みが判明しました。

  • ショップのリピーターを作りやすい
  • オリジナルの商品ページを作れる
  • 店舗数に対する売上シェアが高い
  • 同業他社のつながりができる

詳細は、「7.他社サイトの出品手数料を比較【Amazon・Yahoo!ショッピング・auPAYマーケット】」で解説しています。

費用面・販促面など、希望のショップに合った選定基準を持って考えると、どのサイトも魅力的です。

そこで、効率的に作業を進めて高い利益を生み出したい場合は、複数ECサイトの受注処理を自動処理する『クロスマ』をおすすめします。

クロスマ』は、「在庫管理」「受注管理」「商品ページ作成」など、ECサイト運営に関わる作業を自動化したツールです。

主な特徴は3つあります。

  • 特徴① 個人でも複数モールを手間なく管理
  • 特徴② ショップ運営に必要な機能が1つに
  • 特徴③ デザインテンプレートでおしゃれなショップを手軽に作成

クロスマ』を利用すれば、複数モールの運営の作業時間を最大約91%削減できます。

大幅に作業時間を削減しながら、ECサイトの数に限らず月額利用料14,800円と非常にリーズナブルです。

また、Amazon+1社のECサイトへ導入するのであれば、初期費用はかかりません。

ストア開店済みであれば、最短1週間から運用を開始できます。

クロスマ』について詳しく知りたい方は「4.手間をかけたくない人はクロスマの利用がおすすめ」をご覧ください。

9.まとめ|楽天市場は個人にも出店できる!

『楽天市場』へ個人事業主が出店するには、4つのコツがあります。

  • コツ① 開業届
  • コツ② 在庫管理用の場所を確保
  • コツ③ 実販売する商品を仕入れる
  • コツ④ 販売実績を作る

コツをしっかり守れば、審査通過は難しくありません。

個人が楽天市場で出店できれば、圧倒的な集客力と1店舗あたりの高い利益を生み出せます。

しかし、個人の出店は、多くの作業を1人でこなさなければなりません。

ショップ開店後は、毎日受注を確認し、消費者へ連絡・発送指示など、1受注に対する手間もかかります。

そこで、ショップ運営にかかる手間を減らしたい個人事業主は、ECサイト運営を効率化できるツールクロスマ』を活用しましょう。

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個人による手間を削減したい場合や、複数のECサイトを運営し、より高い利益を生み出したい場合は、効率化ツールを選びましょう。

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