Amazonカタログ作成方法|新規商品登録・相乗り出品・画像・SEOの基本

Amazonへ商品を登録する方法は、すでに存在する商品詳細ページへ出品する相乗り出品と、新しい商品詳細ページを作る新規出品の2種類です。オリジナル商品、OEM商品、独自セット商品など、Amazonに同一商品がない場合は新規カタログを作成します。

この記事でわかること

  • 相乗り出品と新規カタログ作成の違い
  • 新規商品登録に必要な情報
  • セラーセントラルでの商品登録手順
  • 画像・商品名・バリエーション・検索キーワードの注意点

Amazon物販全体の流れを先に確認したい方は、次のガイドからお読みください。

Amazon物販の始め方を10ステップで確認する

Amazonカタログとは

Amazonは、原則として一つの商品に一つの商品詳細ページを用意するカタログ形式のECモールです。同一商品を複数の販売事業者が販売する場合でも、商品情報を掲載するページは共通し、価格・在庫・配送方法などの出品情報が販売事業者ごとに紐づきます。

商品登録の2つの方法

  • 相乗り出品:AmazonにすでにあるASINへ、自社の価格・在庫・配送情報を登録する
  • 新規出品:同一商品がAmazonにない場合に、新しい商品詳細ページとASINを作成する

既存商品と同じように見えても、型番、容量、個数、色、付属品などが違えば別商品です。一方、完全に同一の商品へ重複したカタログを作成すると、ページ統合や情報修正が必要になる場合があります。登録前に商品名、型番、JANコード、ASINなどで検索してください。

商品登録前に知っておきたい用語

用語 意味 設定する人
ASIN Amazonが商品へ付与する識別番号 Amazon
SKU 出品者が在庫管理に使う管理番号 出品者
JAN・EAN・UPC・ISBN 商品を識別する製品コード(GTIN) 発行機関・メーカー等
商品詳細ページ 商品名、画像、仕様、説明などを表示するページ カタログ情報をもとにAmazonが表示
出品情報 価格、在庫、コンディション、配送方法など 各出品者

SKUは運用しやすいルールで決める

SKUはAmazonから自動付与されるASINとは異なり、出品者が設定する在庫管理番号です。商品、色、サイズ、セット数などを識別できるルールを決めると、在庫管理や売上分析がしやすくなります。

例えば単品と3個セット、赤と青、SとMはそれぞれ別のSKUで管理します。楽天市場やYahoo!ショッピングにも展開する場合は、モール間で対応関係が分かるSKU設計にしておくと連携しやすくなります。

相乗り出品の手順

メーカー品や既製品など、Amazonに同一商品のカタログがある場合は、そのASINへ出品します。

  1. セラーセントラルで「カタログ」から商品登録を開く
  2. 商品名、ASIN、JANコードなどで商品を検索する
  3. 型番、容量、色、セット内容まで同一か確認する
  4. 商品のコンディションを選択する
  5. 価格、在庫数、SKU、配送方法などを入力する
  6. 必要に応じて出品許可を申請し、保存する

似ている商品へ出品しない

容量や付属品が異なる商品、独自セット、並行輸入品などを、似ているだけの既存ASINへ登録しないでください。購入者へ届く商品と詳細ページの情報が一致することが前提です。

新規カタログ作成前に準備する情報

Amazon公式の商品登録ガイドでは、新規出品前に次の情報を準備するよう案内されています。

項目 準備する内容
製品コード JAN、EAN、UPC、ISBNなど。ない場合は製品コード免除の対象・申請方法を確認
商品名 ブランド、商品種別、特徴、型番、数量など重要情報を簡潔に整理
ブランド・メーカー 商品・パッケージと一致する正式な表記
カテゴリー 商品に最も適した製品タイプ
商品画像 メイン画像と、特徴・サイズ・使用方法を伝えるサブ画像
商品説明・仕様 素材、寸法、用途、内容物、注意事項、主な特徴
バリエーション 色・サイズなど、同一商品の選択肢として適切な親子関係
出品情報 SKU、価格、在庫、コンディション、配送方法
検索キーワード 購入者が商品を探すときに使用する可能性がある語句

製品コードがない場合

JANなどの製品コードがない商品は、カテゴリーやブランドの条件に応じて製品コード免除を申請できる場合があります。Amazon公式では、商品名、商品のすべての面、パッケージが分かる画像などが必要と案内されています。

免除の対象や申請画面は変更される場合があるため、商品登録の途中に表示される案内とセラーセントラルの最新ヘルプを確認してください。

新規カタログを作成する手順

  1. セラーセントラルへログインする
  2. 「カタログ」から商品登録を開く
  3. Amazonに同一商品が存在しないことを検索で確認する
  4. 新規出品または空白のフォームを選択する
  5. 商品名を入力し、適切なカテゴリーを選択する
  6. 製品コード、ブランド、メーカーなどの識別情報を入力する
  7. 商品説明、仕様、画像、検索キーワードを登録する
  8. SKU、価格、在庫、コンディション、配送方法を入力する
  9. 内容を確認して送信し、エラーや確認依頼へ対応する

Amazon公式の商品登録ガイドを見る

売れる商品詳細ページにする5つのポイント

1. 商品名は正確さを優先する

購入者が商品を識別できるよう、ブランド、商品種別、主要な特徴、型番、数量などを簡潔にまとめます。検索キーワードを不自然に詰め込まず、カテゴリーごとの商品名ルールに従ってください。

2. メイン画像とサブ画像の役割を分ける

メイン画像は検索結果にも表示される重要な画像です。Amazon公式の画像要件を満たし、商品を正確かつ鮮明に表示します。サブ画像では、サイズ、利用場面、使用方法、内容物、特徴の比較など、購入前の疑問を減らします。

Amazon公式では、画像の最長辺500~10,000ピクセルなどの要件が案内されています。カテゴリー固有の規則も確認してください。

3. 商品仕様は購入判断に必要な情報から書く

素材、サイズ、用途、対応機種、セット内容、使用上の注意などを、短く読みやすくまとめます。「高品質」「おすすめ」といった抽象的な表現だけでなく、購入者が比較できる具体的な情報を優先します。

4. バリエーションを正しく組む

色やサイズなど、同じ商品の選択肢として自然なものを親子関係でまとめます。別の商品、セット内容が異なる商品、互換性のない商品を無理に同じバリエーションへまとめないようにします。

5. 検索キーワードは重複より補完を意識する

商品名やブランドにすでに含まれる語句だけを繰り返すのではなく、用途、対象者、一般的な言い換えなど、購入者が検索しそうな関連語を検討します。商品と無関係な語句や他社ブランド名は使用しません。

複数商品は一括登録を検討する

商品数が増えた場合、セラーセントラルからカテゴリーに対応したテンプレートをダウンロードし、Excelまたはテキストファイルで一括登録できます。相乗り出品と新規出品では使用するファイルが異なるため、先に登録方法を分けます。

一括登録では、アップロード後の処理レポートを確認し、エラー行だけを修正します。SKU、製品コード、カテゴリー、必須項目の入力ルールを社内で統一すると再作業を減らせます。

商品登録後の運用

カタログを作成した後は、価格、在庫、広告、レビュー、返品、商品情報の正確性を継続して確認します。新規商品は、最初から大量に仕入れず、少量で販売速度と利益を検証する方法が安全です。

Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングで同じ商品を販売する場合、商品登録後はモールごとの在庫・価格・受注更新が発生します。商品点数や販路が増える前に、各モールの商品コードと自社SKUの対応関係を整理しておきましょう。

Amazonカタログ作成のよくある質問

既存カタログがある場合も新規作成できますか?

同一商品なら既存ASINへ出品します。重複カタログを作る前に、商品名、型番、製品コード、ブランド、容量、セット内容を確認してください。

JANコードがない商品は登録できますか?

条件により製品コード免除を申請できる場合があります。商品やパッケージの画像、商品名、ブランドなどを準備し、商品登録画面とセラーセントラルの最新案内を確認してください。

ASINとSKUは同じですか?

異なります。ASINはAmazonが商品へ付与する番号、SKUは各出品者が在庫管理のために設定する番号です。同じASINへ複数の販売事業者が異なるSKUで出品することがあります。

商品情報は登録後に変更できますか?

価格や在庫などの出品情報は更新できます。商品名、ブランド、製品コードなど、商品そのものを識別する重要情報は自由に変更できない場合があり、証明書類や修正申請が必要になることがあります。

まとめ

Amazonの商品登録は、既存ASINへ出品する相乗り出品と、新しい商品詳細ページを作る新規出品に分かれます。新規カタログを作成する場合は、製品コード、商品名、ブランド、カテゴリー、画像、商品仕様、SKU、価格、在庫などを準備し、購入者が商品を正確に比較できる情報を登録します。

商品登録は販売開始時だけの作業ではありません。登録後も、在庫、価格、画像、説明、検索キーワードを確認し、複数モールへ展開する場合は自社SKUを軸に商品情報を管理しましょう。