業務改善や人件費削減のために、『ロジクラ』の導入を検討している企業も多いでしょう。
しかし、「評判は良いのか?」「どんな機能があって、どのくらいの費用がかかるのか?」などが気になる人も多いのではないでしょうか。
実際に、「サポートが優秀」「費用負担が少ない」などの良い評判もあれば、「使いにくい」「アプリが停止してしまう」などの悪い評判もあるため、自社に適しているかを見極めるのは簡単ではありません。
適性を判断するには、評判だけでなく費用や性能を理解して、自社の状況と比較する必要があります。
本記事では適性が判断できるように、『ロジクラ』の評判や機能、活用をおすすめする企業についてもご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
また、記事の後半では『ロジクラ』の他に在庫管理が出来るツールである『クロスマ』についてもご紹介しています。
作業時間を91%削減できる『クロスマ』も検討してみてください。
目次
1.ロジクラとは
最初に、『ロジクラ』についてご紹介しておきます。
『ロジクラ』は株式会社ロジクラが提供する在庫管理システムです。
2018年11月より無料版がリリースされ、約1年で10,000社が導入した実績をもちます。
最大の特徴は無料で利用できるためコストを抑えられる点です。
1ヶ月に50件までの出荷であれば、永続的に無料利用ができます。
さらに、iPhoneを利用した在庫管理方法も特徴的です。
カメラ機能を活用してバーコードを読み取り、リアルタイムでの在庫管理が実現するだけでなく、送り状や納品書の作成にかかる時間も短縮できます。
ECサイトのみならず、実店舗にも活用できる点も魅力です。
具体的な機能や価格は「3.ロジクラの機能・料金・サポート体制は?」でご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
2.ロジクラの評判・口コミは?機能・コスト・サービス別に紹介
さっそくですが、『ロジクラ』の評判や口コミについてご紹介します。
結論からお伝えすると、操作性やサポート体制に良い評価がある一方で、端末の不便さや設定の難しさには悪い評価が集まっていました。
今回は『ロジクラ』の評判や口コミを3つのカテゴリーに分類してご紹介します。
ロジクラの評判や口コミを知れば、実際に利用した際の良し悪しがイメージしやすくなります。
自社の在庫管理方法に適しているかを、想像しながら読み進めてみてください。
【機能面】ロジクラの評判・口コミ
『ロジクラ』の機能に関する評判や口コミは次のとおりです。
■良い評判
- シンプルなUIで操作がしやすい
- 複数拠点の在庫管理も可能
- 処理が楽
■悪い評判
- 在庫数は完全に同期するわけではない
- 商品登録が取消できない
- ちょっと使いにくい
「操作画面が分かりやすく業務が楽になる」という口コミもあれば、「登録の取消しができない」などの意見もありました。
実際の内容を確認してみましょう。
ロジクラの良い評判
シンプルなUIで操作がしやすい
評価:
引用元:App Store
複数拠点の在庫管理も可能
評価:
コメント
複数拠点の在庫情報も管理できるので、商品により委託倉庫を分ける予定ですが、在庫管理はロジクラのみで対応できそうです。
引用元:App Store
処理が楽
評価:
コメント
ロジクラを使用することで出荷作業のピッキング間違え、送り状の作成、送り状番号の通知などが非常に楽になりました。
引用:App Store
『ロジクラ』の機能面ではシンプルな画面設計や、複数ある倉庫の管理が高く評価されていました。
配送時のミスが削減され、送り状の処理が効率化できるなどの効果もあったようです。
ロジクラの悪い評判
在庫数は完全に同期するわけではない
評価:
コメント
基本的な動きとして、在庫数量が同期するのではありません。例えばロジクラ側で棚卸しをした場合や、手動で在庫の数量を変えた場合なども在庫の増減は連携しません。
引用元:App Store
商品登録が取消できない
評価:
コメント
試しに登録した商品が入出庫登録があると消せないのが。あと登録したデータは、バックアップのために取り込めると申し分ない。
引用元:App Store
ちょっと使いにくい
評価:
コメント
商品が何色かある場合に、商品登録を色数分登録しないといけず、同じ商品名の違うカラーは、表で見れないと、使えない。
引用元:App Store
『ロジクラ』の悪い評判では、こまかな機能に関する意見が目立ちました。
商品の取消しができない、色違いは区別して登録しなければいけないなど、細部にわたる機能に対して不便に感じるようです。
細部にこだわらず、基本的な機能で管理が間に合うのであればよいかもしれません。
【コスト面】ロジクラの評判・口コミ
『ロジクラ』のコスト面に関する口コミや評判は次のとおりです。
■良い評判
- 初期費用の負担が少ない
- 人件費削減
■悪い評判
- 端末代金が必要
- 課金が必要になる
最大の特徴であるコストに関しては無料で利用できる手軽さが好評でした。
しかし、iPhoneの利用を想定していなかった利用者からは、端末代金がかさんでしまうとの意見もあるようです。
ロジクラの良い評判
初期費用の負担が少ない
評価:
コメント
初期投資もiPhoneだけのため、経済的でもあります。
引用元:App Store
人件費削減
評価:
コメント
これまで自分含め4名で行っていた業務を、今は2名で行えるようになりました。
引用元:ロジクラ
『ロジクラ』には4つの料金プランが用意されています。
←スマホの方は左右にスクロールできます→
プラン | 年間契約料金 | 月間契約料金 | 出荷量 |
Freeプラン | 0円/月 | 0円/月 | 50件/月 |
Liteプラン | 9,000円/月 | 9,900円/月 | 100件/月 |
Standardプラン | 25,000円/月 | 29,000円/月 | 800件/月 |
Premiumプラン | 40,000円/月 | 49,000円/月 | 2,000件/月 |
いずれのプランも初期費用は0円で利用できるため、コストに関する満足度は高いようです。
プランの詳細については次章でご紹介していますので、気になる方は「3.ロジクラの機能・料金・サポート体制は?」をご確認ください。
ロジクラの悪い評判
端末代金が必要
評価:
コメント
iPhoneだけしか使えないということで、端末代が嵩んでしまう。Androidでも使えるようになったら良いと思います。
引用:ITreview
課金が必要になる
評価:
コメント
小規模ユーザーなので今の機能だけでもすごく助かるのですが、無料版に、1ヶ所でいいので保管場所登録と在庫移動が出来ると嬉しい
引用:App Store
『ロジクラ』ではiPhoneを利用した現場作業が評価されています。
しかし、端末はiPhoneにしか対応しておらず、Androidを利用している企業としては余分な出費と感じてしまうようです。
【サービス面】ロジクラの評判・口コミ
『ロジクラ』のサービスに関する評価や口コミは次のとおりです。
■いい評判
- 問い合わせへの対応が早い
- 連携が簡単
■悪い評判
- バッテリーが弱くなる
- タブレットやPCでの読み取りができない
- アプリがすぐに停止してしまう
サポート体制が充実している反面、アプリや端末に関する不満の声も少なくありませんでした。
ロジクラの良い評判
問い合わせへの対応が早い
評価:
コメント
気になる事があり、連絡すると驚く速さで対応してくれました。
引用元:App Store
連携が簡単
評価:
コメント
NEXT Engineのほうからの登録在庫をこちらに簡単に導入ができました。
引用:boxil
『ロジクラ』のサポートに関する評価はよい意見が多くみられました。対応の速さだけでなく、丁寧で分かりやすいサポートも好評価へとつながっているようです。
チャットやメール、電話などのさまざまな方法で問い合わせに対応しています。
ロジクラの悪い評判
バッテリーが弱くなる
評価:
コメント
冷蔵庫内ではバッテリーの持ちが悪いため、不向きかと思われます。
引用元:Itreview
タブレットやPCでの読み取りができない
評価:
コメント
希望としてはタブレットやカメラ付きPCでのバーコード読み取り機能が付くとありがたいです・・・
引用元:App Store
アプリがすぐに停止してしまう
評価:
コメント
何度試しても落ちる。消して再度インストールしても落ちる。文字が書けない。なぜ?iPhone11に対応してないのですか?
引用元:App Store
『ロジクラ』のサービスというよりも、アプリや端末の悪評という印象でした。
使用する環境や端末によっては、うまく利用できない場合もあるようです。
『ロジクラ』の特徴ともいえるiPhoneが利用できなければ、魅力は半減してしまうかもしれません。
3.ロジクラの機能・料金・サポート体制は?
引用:ロジクラ
次に、『ロジクラ』の機能や料金など、概要をご紹介します。
主要な項目として挙げられるのは以下の3項目です。
機能や料金が分かれば、自社に必要なシステムかを検討できます。他社製品との比較にも役立つでしょう。
以下で具体的な内容をご紹介していきます。
ロジクラの基本機能
『ロジクラ』の基本機能は大きく分けると以下の3つです。
←スマホの方は左右にスクロールできます→
大きく分類すると3つですが、それぞれに異なる役割があり、こまかな機能は豊富です。各機能について解説していきます。
入荷・入庫
『ロジクラ』を利用すると、入荷のズレやミスを改善できます。なぜなら、履歴を正確に記録できるからです。
エクセルなどで入荷を管理する場合、いつ、誰が入荷したかなどを正確に記録できません。
そのため、ズレやミスが発覚した場合でも原因を特定できず、問題が解決しないまま同じ失敗を何度も繰り返してしまいます。
原因を特定して改善をおこなえば、入荷の際に発生していたミスはなくなるでしょう。
業務改善に役立つ機能が入荷に関連した4つの機能です。
バーコード検品 | アプリの標準機能で入荷検品と在庫追加が同時に処理可能 |
ラベルプリンター対応 | 入荷時の管理をラベルでおこなえば入荷精度が向上 |
ロケーション管理 | 商品のロケーションを登録すれば、ピッキング、棚卸時の作業効率化が向上 |
拠点対応 | 複数拠点での在庫管理や拠点間の移動も可能 |
在庫
『ロジクラ』なら在庫管理の業務を効率化できます。いつでも、誰でも、どこででも業務をおこなえるからです。
通常の在庫管理の場合、担当者が入出荷数を確認して管理者へ報告し、管理者がPCにて記録をおこないます。各担当者がPCへの記録までおこなう場合もあるでしょう。
しかし、iPhoneで操作できる『ロジクラ』なら、業務を区別したりPCのある自席まで戻る必要がありません。
入出荷数を確認したら、その場で手元のiPhoneを操作すれば記録ができます。
また、受注管理やECカートなどの外部システムと連携すれば、さらなる効率化も期待できます。
効率化が期待できる優秀な機能が以下の5つです。
リアルタイム管理 | iPhoneの活用により、いつでもすぐに在庫状況の確認が可能 |
複数拠点管理 | 複数拠点の管理もでき、各拠点の入荷予定や出荷量の確認も簡単 |
在庫共有 | ユーザーの招待により、複数の従業員が各端末で在庫を確認 |
変動記録 | 在庫変動の履歴確認が可能 |
有効期限管理 | 期限切れ在庫を保管した場所の把握や先入れ先出しも可能 |
出荷・出庫
出荷に関する業務は『ロジクラ』が最も注力している機能です。どれだけ正確に、どれだけ素早く業務をおこなえるか、にこだわってシステムを構築しています。
素早く正確な業務を実現する代表的な機能が以下の5つです。
予定登録 | 出荷予定が把握できると、在庫の変動を予測でき最適な数量で管理が可能 |
納品書作成 | ギフトやポイント、金額非表示など、さまざまな条件での納品書作成 |
送り状作成 | ヤマト運輸や佐川急便の送り状をラクラク作成。 必要な出荷物を選択して情報を出力、あとは専用システムに取り込むだけ |
バーコード検品 | 納品書や送り状をカメラで読み取り、バーコードをアプリでスキャンすれば簡易的に検品が可能 |
追跡番号記録 | 送り状の追跡番号をスキャンするだけで、出荷の確定や在庫数量の調整、追跡番号のひもづけが完了 |
その他にも役立つ機能を豊富に備えています。今までよりも快適な業務遂行は間違いありません。実際に、2ヶ月で誤出荷が0になった企業もあるほどです。
ロジクラの料金
『ロジクラ』の料金プランは4プラン準備されています。くわしい内容は次のとおりです。
引用:ロジクラ
プランによって出荷量や拠点数、利用できる機能が異なります。ご紹介した機能も無料では利用できない場合があるため、ご注意ください。
また、各プランの出荷量や拠点数を超過する場合には、追加料金が発生する点にも注意が必要です。
ロジクラのサポート体制
『ロジクラ』のサポート体制にはよい評判が多く信頼できる反面、気を付けなければならない点もあります。サポート料金がかかる点です。
引用:ロジクラ
Freeプランであれば問題ありませんが、有料プランの場合にはサポート料金が翌年に請求されます。
初期費用が抑えられるという意味ではよいかもしれませんが、忘れたころに前年分として請求されるため、驚く人もいるでしょう。
チャットやメールなどのさまざまな方法で問い合わせできる利便性や、丁寧な対応に好評価を獲得していますが、費用負担を見落とさないように注意が必要です。
4.ロジクラのメリット
『ロジクラ』の代表的なメリットは次のとおりです。
メリットは自社が得られる効果です。
自社にどんな効果をもたらすのか分かれば、導入の可否を判断しやすくなります。
くわしく見ていきましょう。
メリット➀ 在庫管理の一元化
『ロジクラ』を導入すれば在庫の一元管理ができます。複数の端末で複数人が情報を共有できるからです。
一元化とは情報が集約された状態を意味します。
従来の管理だと、各担当者が入出荷状況を把握してPCなどに反映する方法が一般的です。
PCに反映するまでは、他の担当者が情報を確認できず、在庫にズレが生じる恐れがあります。
そのため、情報をPCに集約していても、実際の作業時には情報が揃っていない状態で処理しなければいけません。
しかし、一元管理であれば在庫のズレを抑えられます。担当者が手元で操作した情報が、すぐにシステムへ反映されるからです。
リアルタイムに集約された情報であれば、直前に出荷していてカラ売りとなってしまったり、重複処理などを防止できるでしょう。
メリット➁ 基本機能が無料
無料で利用できる点も大きなメリットです。制限内であれば永久に無料で利用できます。
在庫管理システムは、利便性が高い反面、導入コストが企業の負担です。しかし、『ロジクラ』であれば、初期費用だけでなくランニングコストまでも抑えられます。
機能に制限はありますが、小規模の店舗であれば大きな支障はありません。自社に適さない場合、他のシステムを検討すればよいだけです。
費用負担をかけずに試せる手軽さも、無料のメリットといえます。
基本的な機能を備えたまま、無料で利用できるシステムは他にはないでしょう。
メリット➂ コスト削減
『ロジクラ』の導入でコスト削減も望めます。さまざまな機能により業務効率化が期待できるからです。
iPhone利用や一元管理により、作業工数は大幅に減少できます。大量の処理を手作業でおこなう必要がありません。
作業が減少するほど人手は不要となり、人件費の削減につながります。
また、検品などで利用していたハンディターミナルなどの機器も不要となるため、コスト削減に効果的です。
5.ロジクラのデメリット
『ロジクラ』のデメリットは以下の2つです。
デメリットを理解していなければ、うまく活用できず、導入にかかった時間と労力を無駄にしてしまうかもしれません。
時間と労力の損失を回避するためにも、しっかりと理解しておきましょう。
デメリット① iPhoneしか使えない
『ロジクラ』の悪い評判にもありましたが、手元で操作できる端末はiPhoneのみです。Android版のスマホにはアプリが提供されていません。
そのため、iPhone導入にかかるコストがデメリットになります。
今までもiPhoneを利用していれば問題ありません。しかし、新たに導入するとなれば費用がかかります。
加えて、普段から使い慣れている人でなければ、操作指導などの作業コストも発生するでしょう。
WEBの閲覧制限を設けたり、社内情報漏洩の対策を講じたりと、設定にかかるコストも必要です。
社内規則の整備が必要となるケースも考えられるため、費用や作業のコストだけでなく時間コストも考慮しなければいけません。
デメリット➁ Freeプランには機能制限が多い
最大のメリットである無料利用もデメリットとなる可能性があります。機能に制限があるからです。
Freeプランでは基本機能を利用できますが、その他の機能は利用できません。拠点が増えたり、出荷量が増えた場合でも有料プランへの変更が必要です。
業務効率化に不可欠な送り状や納品書などの帳票機能も、有料プランでのみ利用できます。
連携機能も有料プランが対象となっているため、Freeプランでの業務効率化は難しいかもしれません。
費用を抑えた効率化を目的としている場合には不向きといえます。
6. ロジクラをおすすめできる・できない企業を紹介
メリットやデメリットなどの特徴を踏まえ、おススメできる事業者とできない企業をご紹介します。
自社がどちらにあてはまるか読んでみて、参考にしてください。
ロジクラをおすすめできる企業
『ロジクラ』をおすすめできる企業は次のとおりです。
- 取引の少ない企業
- ECカートを取り入れている企業
商品単価が高いなど、取引が多くない企業であればFreeプランをうまく活用できます。拠点が定まっており出荷の回数が少なければ、機能制限の影響が少ないからです。
また、shopifyなどのECカートを利用している企業には、有料プランをおすすめします。
なぜなら、連携機能が充実しており、業務効率が格段に向上するからです。
プランの適正は企業によって異なります。充分に検討して自社に適切なプランを選択しましょう。
ロジクラをおすすめできない企業
『ロジクラ』をおすすめできない企業は次のとおりです。
- システムなどの機械操作が苦手な企業
- 事業拡大を目指している企業
『ロジクラ』は豊富な機能を備えた優秀なシステムですが、無駄なく活用するためには適切な設定が必要です。
したがって、機械操作が苦手だと、誤った設定で運用してしまったり、設定に時間をとられて本来の業務がおろそかになってしまう恐れがあります。
Q&Aなどのサポートはありますが、基本的には自社で設定しなければいけません。機械操作が得意な人物がいるか、確認しておく必要があります。
また、事業拡大を目指している企業にもおすすめできません。
なぜなら、最大のメリットである無料をフル活用できないからです。
『ロジクラ』の料金プランは出荷量が増えるほど費用が増加しますので事業が拡大していくほど、費用が負担に感じるかもしれません。
負担を感じてからシステムを変更すると、今までに構築した仕組みや業務の流れを1から再スタートしなければならず、費用以外の負担もかかってしまいます。
事業拡大を望むなら、システム導入の初期段階から将来的な展開を想定した在庫管理が必要です。
7.事業拡大を見据えた在庫管理にはクロスマ
『クロスマ』はECサイトを効率的に運用できる在庫管理システムです。
高性能な機能を定額で利用し続けられ、費用増加の心配がありません。
したがって、事業拡大を見据えた運用にぴったりのシステムといえます。
また、iPhone以外のスマホにも対応しているため、機械操作が苦手な人でも問題ありません。使い慣れたスマホからの利用も可能です。
パソコンを閉じていても24時間『クロスマ』が稼働しているため、いつでも、どこでも安心して利用できます。
『ロジクラ』と『クロスマ』の概要を比較してみましょう。
←スマホの方は左右にスクロールできます→
ロジクラ | 項目 | クロスマ |
入荷・在庫・出荷 | 基本機能 | 出品・在庫・受注・出荷 |
XTORM・SAGAWA・ヤマト運輸・日本郵便 | 物流連携 | FBA・OpenLogi・ ヤマト運輸フルフィルメントサービス |
楽天・auペイマーケット・ポンパレモール・ NETSEA |
連携モール | Amazon・ヤフーショッピング・ 楽天・auペイマーケット |
– | 独自機能 | 取り込み禁止機能 価格改定機能 Amazonランキングを踏まえた在庫連動ルール |
0円 9,000円 25,000円 40,000円 |
月額費用 | 14,800円 |
– | ストア構築 | 15,000円 |
パソコン・iPhone | 利用可能端末 | パソコン・iPhone・各種スマホ |
『クロスマ』にはオリジナルの機能が多く、在庫管理以外にも活用できる仕組みが豊富なため、店舗全体の効率化を期待できます。
特許を取得した取り込み禁止機能にも注目です。
以下では、『クロスマ』の優れた機能や特徴についてご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
クロスマの機能
『クロスマ』の機能を大別すると、以下の3種類に分けられます。
各機能についてくわしく見ていきましょう。
通常機能
通常機能は在庫管理に必要な一般的な機能を備えています。受注、在庫管理、出荷の3つの機能です。
特に受注機能は、自動で処理をおこなうため手作業が必要ありません。受注判定から在庫確保、出荷指示まで自動化できます。
出荷完了メールも自動で送信できるため、非常に効率的です。
また、一般的な3つの機能以外にも、出品機能を備えています。出品機能はECサイトへ商品情報を掲載したり、情報を更新する機能です。
ワンクリックでAmazonから商品データを取得し、ワンクリックで他モールへ出品できるため、出品作業を大幅に短縮できます。
連携機能
『クロスマ』はさまざまな企業と連携しているため、業務の自動化だけでなく売上増加も期待できます。複数モールへの展開により、機会損失を防止できるからです。
物流に関する企業と連携すると、在庫の引き当てや伝票番号の発行なども自動化され、自社で受け持つ出荷作業はほとんどなくなります。
連携しているモールも大手企業ばかりです。大手サイトへ出品すれば、利用者に露出する機会が増えるため機会損失を防げます。
たとえば、Amazonだけで出品していると、ポイントが貯められるという理由で楽天を利用するユーザーを逃してしまうかもしれません。
機会損失を防ぐためにも、複数の大手企業へ簡単に出品できる『クロスマ』を利用していれば安心です。
独自機能
『ロジクラ』は多くの独自機能を備えています。以下が代表的な機能です。
- 取り込み禁止機能
- 価格改定機能
- Amazonランキングを踏まえた在庫連動ルール
特に、特許を取得している取り込み禁止機能は注目です。
各モールでは出品の禁止や制限をする規定があります。
したがって、ECサイトへ出品する際には、制限を確認したうえで手続きを進めなければいけません。
しかし、取り込み禁止機能を活用すれば、各モールの制限を自動で判別してくれるため、調査する時間を削減できます。
取り込み禁止機能を使えるのは『クロスマ』だけです。
一元管理だけでなく、出荷指示や確認メールの自動発送など、豊富な機能を一挙に備えたシステムは『クロスマ』だけでしょう。
クロスマの特徴
『クロスマ』には独自機能以外にも多くの特徴があります。代表的な特徴は以下の3つです。
いずれも『クロスマ』だから実現できる、すぐれた特徴です。
『クロスマ』によるメリットを確認してみましょう。
特徴➀ 新規ショップづくりを低コストで実現
『クロスマ』なら、各モールの初期設定や開業審査までのサポートなどを15,000円(税別)で依頼できます。
破格ともいえる低価格でのショップづくりは、『クロスマ』ならではのサービスです。
通常、ショップづくりにはhtmlなどの専門知識が必要になり、時間も労力もかかります。外部業者へ依頼すると、安くても10万円はかかるでしょう。
しかし、『クロスマ』であれば驚くほど低価格で新規ショップが開店でき、スピーディーな事業拡大が実現できます。
事業拡大を目指す企業にとっては、コスト削減に役立つ嬉しいサービスです。
特徴➁ シンプルで低価格な料金プラン
『クロスマ』の利用料金は従量課金などがないため非常にシンプルです。具体的な料金については次の図をご覧ください。
初期費用はかかりますが、月々の費用は14,800円です。
連携モール数が増えても、売上が増加しても、月額費用は変わらないため利益が高まるほどお得に利用できます。(※出品上限1,000SKUまで SKU追加プランあり)
特徴➂ 作業時間短縮
『クロスマ』を利用すると、従来の作業時間を91%削減できます。
画像は、3モールで月1,000件の受注があり、FBA(Fulfillment by Amazon:フルフィルメントバイアマゾン)を利用した場合です。
ECサイトを運営する場合、出品・価格変更・在庫数変更・注文対応などの業務が発生します。
各業務にはさらに細分化された作業があるため、手作業でおこなうと膨大な時間が必要です。
しかし、『クロスマ』を利用すれば、各作業を自動化できて手作業がほとんどいりません。運営者は最初の出品作業だけで済むでしょう。
作業効率を大幅に向上させてくれる『クロスマ』を利用しない手はありません。
8.まとめ|評判・口コミを参考に自社に適した在庫管理サービスを導入しよう
『ロジクラ』には以下に挙げるよい評判がありました。
- シンプルで操作しやすい
- 費用負担が少ない
- 問い合わせへの対応が早い
しかし、以下のように悪い評判もあります。
- 商品登録が取消できない
- 端末代金が必要
- アプリが停止してしまう
『ロジクラ』は、iPhoneを活用して一元管理ができる利便性の高いシステムです。
ただし、事業拡大を目指す企業にはおすすめできません。
最大の特徴であるFreeプランを有効活用できないからです。
事業拡大を視野に入れているなら『クロスマ』を活用しましょう。
シンプルな料金プランで、事業が拡大するほどお得に利用できるからです。
独自機能も豊富に備えており、高いパフォーマンスを期待できます。
作業時間を91%も削減できる『クロスマ』を、ぜひ1度お試しください。
9.ロジクラに関するよくある質問
最後に、『ロジクラ』に関してよくある質問にお答えします。
- ロジクラとは何ですか?
- ロジクラにはどのような評判・口コミがありますか?
- ロジクラにはどんな特徴がありますか?
- ロジクラのメリットは何ですか?
- ロジクラのデメリットは何ですか?
- ロジクラの利用をおすすめできる企業・できない企業の特徴は何ですか?
- 事業拡大に最適な在庫管理方法はありますか?
ロジクラとは何ですか?
『ロジクラ』は2018年にサービスを開始した在庫管理システムです。制限の範囲内であれば、永続的に無料で利用できる特徴があります。
iPhoneを活用した管理方法にも定評があり、実店舗にもECサイトにも役立つ便利なサービスです。
ロジクラにはどのような評判・口コミがありますか?
『ロジクラ』には、「シンプルなUIで操作しやすい」「初期費用の負担が少ない」などの良い評判が集まっています。一方で、「商品登録が取消できない」「アプリが停止してしまう」などの悪い評判もみられるため、自社に適したシステムかを見極めなければいけません。
くわしくは「2.ロジクラの評判・口コミは?機能・コスト・サービス別に紹介」をご覧ください。
ロジクラにはどんな特徴がありますか?
『ロジクラ』には3つの基本機能が備わっています。
- 入荷・入庫
- 在庫
- 出荷・出庫
各機能には、役立つ性能が豊富に搭載されており、非常に優秀です。
また、多彩な料金プランにも魅力があり、自社の予算にあわせて利用できます。
ただし、サポート体制には注意点もあるため、充分に理解したうえでの利用をおすすめします。
具体的な特徴は「3.ロジクラの機能・料金・サポート体制は?」を参考にしてください。
ロジクラのメリットは何ですか?
『ロジクラ』のメリットは3つです。
- 在庫管理の一元化
- 基本機能が無料
- コスト削減
メリットは自社で得られる効果です。自社にどのような効果があるのか知るためにも、正しく理解しておきましょう。
詳細は「4.ロジクラのメリット」で確認できます。
ジクラのデメリットは何ですか?
『ロジクラ』のデメリットは2つ考えられます。
- iPhoneしか使えない
- Freeプランには機能制限が多い
デメリットを把握していれば、無駄な時間と労力の消費を回避できます。効率的に業務を進めるためにも、しっかりと認識しておきましょう。
損失回避のために「5.ロジクラのデメリット」の確認をおすすめします。
ロジクラの利用をおすすめできる企業・できない企業の特徴は何ですか?
『ロジクラ』をおすすめできる企業には2つの特徴があります。
- 取引の少ない企業
- ECカートを取り入れている企業
一方で、おすすめできない企業は以下の2つです。
- システムなどの機械操作が苦手な企業
- 事業拡大を目指している企業
それぞれの理由は「6. ロジクラをおすすめできる・できない企業を紹介」をご確認ください。
コメント
インターフェースはシンプルで使いやすいです。商品入力はスマホ、詳細編集の出来るweb版は管理用として使い分けると便利そうです。