『アシスト店長』の導入を検討している場合、実際の使い勝手や具体的な料金が気になる人も多いのではないでしょうか。
公式HPを見れば基本的な機能や料金は分かりますが、実際の使用感や必要な費用までは分かりません。
しかし、利用者の口コミや評判を見れば、導入時のイメージを鮮明に想像できます。
実際に『アシスト店長』の評判を調査したところ、「機能が充実している」「安価で導入しやすい」などの良い意見がある一方、「機能が多すぎる」「費用を抑えてほしい」などの悪い意見もありました。
利用者の予算や利用する機能によっても評価が異なるため、自社に適しているかの正しい見極めが必要です。
本記事では、『アシスト店長』の評判を3つのカテゴリーに分類してご紹介します。
『アシスト店長』の概要から、メリットやデメリットまでくわしく解説していますので、導入時の参考にしてください。
また記事の後半では、比較対象として低価格で複数店舗を管理できる『クロスマ』についてもご紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
1. アシスト店長はEC受注業務の一元管理システム!
『アシスト店長』は複数のECモールで受注した情報を一元管理するシステムです。
一元管理とは、複数の情報を1つに集約して管理・処理する方法を意味します。
一元化すると効率的に業務が進められるため、注力すべき業務に専念でき、売上向上の効果が期待できるため、ECサイトの運用に欠かせません。
効果を高める『アシスト店長』の特徴としては以下の3つが挙げられます。
特に、顧客管理に関する特徴は利用者の評判も良く、注目すべき特徴の1つです。
以下で具体的な内容をご紹介していきます。
特徴①受注管理の一元化
一元化による作業時間の短縮が最大の特徴です。
『アシスト店長』では、複数のサイトで発生する受注情報を集約して管理できます。各サイトにログインして受注状況を確認しなくて済むため効率的です。
また、一元化できるのは情報だけではありません。発送までの作業も『アシスト店長』に集約して処理できます。
API連携で各サイトからの受注情報を取り込み、自動でステータスを更新、受注処理メールも一括で自動送信が可能です。
他にも便利な機能として、出荷予定日の自動設定機能や注文分割機能など、業務の時間短縮に役立つ優秀な機能が搭載されています。
多くの業務が1つのツールで完了できるため、複雑だった複数サイトの管理がすっきりと楽になります。
参照:アシスト店長
特徴➁理想的な在庫管理
『アシスト店長』では、独自の「アシストID」を利用して、複数店舗で管理されている同一商品を紐づけできます。
そのため、各店舗によって異なる商品コードをすり合わせる必要がありません。面倒だった商品コードのとりまとめが不要なため、在庫管理が効率的になります。
くわえて、在庫数の配分を自動でできる調整機能も特徴的です。
事前に振り分け方法を設定しておくだけで、各店舗への在庫を自動で分配してくれます。
振り分けの方法は「全店舗一律」「%(割合)で指定」「数量で指定」の3つです。
在庫調整の労力や手作業による入力ミスなどを削減でき、一石二鳥の効果が期待できます。
特徴③スムーズな発送処理
スムーズな発送処理も『アシスト店長』ならではの機能です。
効率的に発送処理をおこなうために、2つの「帳票のまとめ出力」と「出荷ソフト連携」機能を備えています。受注から発送までにはいくつもの帳票が必要になります。受注伝票や出荷指示書、お客様への納品書や領収書などです。
さまざまな帳票をまとめて出力できるため、各帳票を1件づつ作成する手間がいりません。
出荷ソフトと連携すると、配送伝票の作成や送り状番号の取り込みもスムーズに進められます。
また、納品書や領収書は自動でURLを作成してメールに記載できるため、印刷の手間さえ不要です。
必要に応じてお客様自身で発行するため、ペーパーレス化にもつながります。
2.アシスト店長の評判・口コミは?機能・コスト・サービス別に紹介
業務効率化に便利な『アシスト店長』ですが、実際に使い勝手はよいのでしょうか。
本章では実際にあった『アシスト店長』の口コミや評判を、3つのカテゴリーに区別してご紹介します。
評判をまとめると、機能面やサービス面の満足度は高い反面、コスト面では改善を希望する声もありました。
【機能面】アシスト店長の評判・口コミ
機能面に関する口コミや評判は次のとおりです。
- 一般的な機能はすべて実装されている
- 分析機能が充実
- EC運営初心者に寄り添った機能
- ヤマトのコレクトと連携すると便利
- 機能が多くて仕様の把握が難しい
- ユーザー単位で分析できると良い
「機能が充実している」などの良い意見がある一方、「ヤマトと連携してほしい」などの改善要望もみられました。
くわしく見ていきましょう。
アシスト店長の良い評判
一般的な機能はすべて実装されている
通信販売/経営・経営企画職
評価:
EC運営初心者に寄り添った機能
プラスチック製品/営業・販売・サービス職
評価:
『アシスト店長』の機能面では、充実した機能が評価されていました。
個別の機能に関する好評価も多く、さまざまな企業に適した多くの機能が利用者のニーズを満たしているようです。
アシスト店長の悪い評判
『アシスト店長』では多くの機能が利用できるため、複雑に感じてしまう人もいるようです。
また、自社で利用しているサービスと連携しておらず、改善を求める声もありました。
【コスト面】アシスト店長の評判・口コミ
『アシスト店長』のコストに関する口コミや評判は次のとおりです。
- 初期、ランニングコストが安価で導入しやすい
- 季節商品を扱っているため、従量課金が魅力的だった
- カスタマイズにも少額で柔軟に対応
- 導入費用が下がると嬉しい
- 他社では無料のオプションが有料になる場合がある
- 月額費用を抑えてほしい
課金体制や価格の適正について評価する口コミもありましたが、初期費用や月額費用を下げてほしいという意見もありました。
企業の予算によっても感じ方が変わるのかもしれません。
実際の評判を見ていきましょう。
アシスト店長の良い評判
季節商品を扱っているため、従量課金が魅力的だった
食料品/営業・販売・サービス職
評価:
コメント
季節商品を扱っているため売り上げが毎月一定ではなく、年末は通常の3倍など季節によって大きく変動します。そこで、毎月同じ金額を支払うのではなく、従量課金を採用されている『アシスト店長』はとても魅力的でした。
引用元:ITreview
コスト面の良い評判では、初期費用やランニングコスト、カスタマイズ料金にも満足する声が多くありました。
利用した分だけ費用がかかる従量課金も有効に活用できそうです。
アシスト店長の悪い評判
他社では無料のオプションが有料になる場合がある
その他小売・卸売/営業・販売・サービス職
評価:
利用者のなかには、導入費用や月額費用を負担に感じている人もいるようです。
ただし、機能面には満足しており、「できることなら」費用を下げてほしい、という願望を含めた内容がほとんどでした。
【サービス面】アシスト店長の評判・口コミ
『アシスト店長』のサービスに関する口コミや評判は次のとおりです。
- クラウドのためどこでも管理できるのが便利
- ヒアリングから実装まで丁寧に対応
- 連日深夜に及ぶ移行作業にも真摯に付き合ってもらえた
- マニュアルやQ&Aが拡充されると便利
- 担当スタッフ以外だと若干不安
- 発展した活用方法を知りたい
具体的な内容を見ていきましょう。
アシスト店長の良い評判
クラウドのためどこでも管理できるのが便利
情報通信・インターネット/宣伝・マーケティング職
評価:
連日深夜に及ぶ移行作業にも真摯に付き合ってもらえた
情報通信/営業・販売・サービス職
評価:
ヒアリングや移行作業など、対面でのサポートを好印象にとらえる意見が多くみられました。
営業担当者のみならず、エンジニアも協力的で親身に対応してもらえ、親近感を抱く利用者もいるようです。
アシスト店長の悪い評判
WEB上でのマニュアルやQ&Aには不十分さを指摘する意見もみられました。
活用方法などを自身で調べて解決するのは難しそうです。
3.アシスト店長の料金・サポート体制は?
引用:アシスト店長
『アシスト店長』の導入を検討している場合、料金やサポート体制などが自社に適しているかを確認する作業も重要です。
自社に適していなければ、予算に見合わず過重な費用負担となってしまったり、サポートが活用できず持続的な運用ができなくなってしまいます。
本章では『アシスト店長』の概要として以下の2点を紹介しますので、自社の予算や人員配置などと比較してご参考ください。
くわしく見ていきましょう。
アシスト店長の料金
『アシスト店長』の料金は3つのプランと各種オプションがあります。具体的なプランは次のとおりです。
各プランの料金は「初期費用+月額基本料金」で構成されており、基本料金については制限数を超過した場合に従量課金で加算されます。
各プランの違いを確認していきましょう。
共用サーバープラン
共有サーバープランの初期費用は50,000円、月額基本費用は25,000円です。
基本料金の制限数は1,000件までとなっており、1,001件以降は1件20円、3,001件以降は1件15円の従量課金となっています。
また、5,001件以降については問い合わせが必要です。
←スマホの方は左右にスクロールできます→
初期費用 | 50,000円 | ||
月額費用 | 25,000円 | ||
従量課金 | 1,001件~:20円/件 | 3,001件~:15円/件 | 5,001件~:問い合わせ |
利用イメージ
引用:アシスト店長
専用サーバープラン
専用サーバープランの初期費用は200,000円、月額基本費用は100,000円です。
基本料金の制限数は5,500〜30,000件となっています。
30,001件以降については問い合わせが必要です。
←スマホの方は左右にスクロールできます→
初期費用 | 200,000円 | |
月額費用 | 100,000円 | |
従量課金 | ~5,500件:共用サーバープラン | 30,001件~:問い合わせ |
在庫管理機能
在庫管理機能の初期費用は30,000円です。月額費用は取扱い数によって異なり、色やサイズなどが同じ商品を1SKUとカウントします。
1,000SKUまでは20,000円、1,001〜5,000SKUは30,000円です。
5,001SKU以降については問い合わせが必要となります。
初期費用 | 30,000円 | ||
月額費用 | ~1,000SKU:20,000円 | 1,001~5,000SKU:30,000円 | 5,000SKU~:問い合わせ |
利用イメージ
引用:アシスト店長
各種オプション
各種オプションは機能によって初期費用と月額費用が異なります。
詳細は以下の表を参照ください。
←スマホの方は左右にスクロールできます→
オプション | 初期費用 | 月額費用 |
初期設定代行1店舗 | 40,000円 | 0円 |
後払い一体型帳票出力オプション | 50,000円 | 3,000円 |
分析ツール | 0円 | 5,000円 |
楽天レビュー取込 | 5,000円 | 5,000円 |
入金消込機能 | 5,000円 | 5,000円 |
CPM分析・RFM分析 | 0円 | 15,000円 |
ステップメール | 20,000円 | 20,000円 |
ステップDM | 10,000円 | 10,000円 |
顧客対応管理 | 100,000円 | 10,000円 |
メールディーラー連携 | 5,000円 | 0円 |
大量配信メールサーバー | 40,000円 | 10,000円~ |
ECサイト制作プラン | 別途相談 | 別途相談 |
アシスト店長のサポート体制
『アシスト店長』では、HPの問い合わせフォームまたは電話での問い合わせが可能です。
導入までのサポートも手厚く、対面での対応を高く評価する口コミも多く見られました。
システム利用についても「機能・使い方ガイド」がWEB上で用意されています。自社で気軽に検索できて非常に便利です。
動画で解説されている項目もあり、自社の利用マニュアルとしても活用できます。
ただし、口コミにはマニュアルの情報不足を指摘する意見もありました。
マニュアルで分からなければ問い合わせるなど、柔軟な対応で情報不足を解消しましょう。
4.アシスト店長を導入することで得られるメリット
『アシスト店長』の導入により得られるメリットは次の3つです。
くわしく見ていきましょう。
メリット➀作業時間を大幅に削減できる
『アシスト店長』は業務効率化にも役立ちます。豊富な機能により多くの業務を自動化できるからです。
自動化できる機能としては以下の7つが挙げられます。
- 各モール・カートとAPI自動連携
- 受注ステータス自動進行
- 受注ステータス自動仕分け
- 出荷予定日自動設定機能
- 注文分割機能(手動/自動)
- WEB納品書・領収書
- メール自動差し込み機能
手作業でおこなっていた多くの業務を自動化できるため、人件費削減にもつながるでしょう。
メリット➁効果的な業務改善を実施できる
『アシスト店長』により迅速な業務改善を実施できます。優秀な分析機能を備えているからです。
分析機能では以下のデータを集計できます。
- 店舗別集計
- 商品別集計
- 年代別集計
- キャンセル理由別集計
- 機関別集計
- 期間別端末別集計
- 支払方法別集計
- 配送方法別集計
多くのデータを集計できれば、より詳細な分析ができ、新たな施策へとつなげられます。
たとえば、年代別集計により男性の購入者が多いと分かれば、男性向け商品を今まで以上に取り扱うなどの施策です。
詳細な分析で業務改善ができれば、大幅な利益向上も期待できるでしょう。
メリット③顧客との親密度を高められる
『アシスト店長』の導入により売上アップを期待できます。24時間いつでも優秀な顧客管理機能を利用できるため、無駄な人件費を使わず顧客との関係性を構築できるでしょう。
顧客管理機能では、購入者の購買回数を表示する機能や、他サイトの利用でも同一顧客であるかを判断する機能などが利用できます。
特に注目すべき機能がメール自動差し込み機能です。顧客にあわせた内容のメールを送信できるため、満足度向上を期待できます。
優良顧客だけの特別な案内などを送付すれば、リピーターとなり売上アップへとつながるでしょう。
また、対応履歴なども記録できるため、ブラックリストの作成など悪質な顧客への対策としても活用できます。
5.アシスト店長を利用するデメリット
『アシスト店長』を利用するデメリットは次の3つです。
デメリットを事前に把握しておけば、自社に適したシステムであるかを判断できます。
自社に適していなければ、時間と費用を無駄にしてしまう恐れもあるため、しっかりと理解しておきましょう。
デメリット①ある程度の費用が必要
口コミにもありましたが、費用を負担に感じる人がいるのもデメリットです。
口コミでは、費用を適正と感じる人もいれば、負担に感じる人もいました。企業の規模による違いなのでしょう。
特に、個人で運営するECサイトでは負担を大きく感じるのかもしれません。
充実した機能を備えている一方で、オプション機能や外部連携が増えると費用は高くなります。
現在の売上状況と導入費用を比較して、充分な検討が必要です。
デメリット➁機能をフル活用できない
『アシスト店長』は豊富な機能を利用できて非常に便利です。しかし、機能が多すぎて機能を活用しきれないというデメリットにも捉えられます。
分かりやすい例が分析機能です。
分析機能ではさまざまなデータを分析できる反面、各条件をこまかく設定しなければいけません。
したがって、どの条件をどのように設定すると正しく分析できるのか、事前に把握しておく必要があります。
機能が多く、事前に全てを把握できないため、使い慣れない担当者ではフル活用できないかもしれません。
また、担当者が変更になった場合は引継ぎにも時間がかかります。
まずは機能を一部に限定した利用方法がおすすめです。
デメリット③新規出店にはさまざまなコストがかかる
ECサイトを新規出店する場合、WEB上でストアの構築が必要です。
しかし『アシスト店長』では、独自にストア構築のサービスを提供していないため、連携している他社と契約しなければいけません。
他社と契約すると、『アシスト店長』でかかる費用以外にも初期費用や月額費用がかかってしまうため、想定以上の出費となってしまうでしょう。
また、契約する企業によっては料金も異なります。商品数や顧客数、ストレージの容量などでプランが変わるからです。
そのため、料金計算が複雑になり、最終的な費用がどの程度になるのか分かりづらくなってしまいます。
想定外の出費を防ぐためにも、予算と費用を正確に把握したうえで比較検討が必要です。他ツールも視野に入れ、予算管理のしやすさで検討する方法もよいかもしれません。
6. アシスト店長がおすすめ・おすすめではない企業を紹介
メリットやデメリットを踏まえて、おススメできる企業とできない企業をご紹介します。
メリットを得ようとしても、企業の状況によって活用できない場合もあります。
自社がメリットを得られる状況なのかを確認するために、本章を参考にしてみてください。
アシスト店長をおススメできる企業
『アシスト店長』をおススメできる企業は次のとおりです。
- 多店舗展開している企業
- 業務効率化を望む企業
- 顧客管理に課題を抱える企業
『アシスト店長』は複数のECサイトを効率的に運用できるシステムです。
既に多店舗展開している企業であれば、デメリットを気にしなくても業務の効率化を実現できるでしょう。
また、顧客管理に悩んでいる企業にもおすすめできます。優秀な顧客管理機能により、課題解決を目指せるからです。
特に、「リピーターが増えない」「悪質な顧客の対応に困っている」などの悩みなら、早々と解決できるかもしれません。
アシスト店長をおススメできない企業
『アシスト店長』をおすすめできない企業は次のとおりです。
- 費用コストを抑えたい企業
- 分析が苦手な企業
- 新規出店を考えている企業
『アシスト店長』の導入にはある程度のコストがかかります。
オプション機能や連携機能が増えるほど費用も増加するため、新規出店する企業やコストを抑えたい企業には不向きです。
運用にコストをかけられない個人事業者などは、安価なシステムを検討してみるのもよいでしょう。
他にも、データ取集から分析まで対応できない企業にもおすすめできません。システムでデータ収集はできても、細かく分析を行い、対策までできないからです。
何をどのように分析して活用するかは、一定の知識を持った担当者でなければ難しいでしょう。
分析に必要な知識がなければ、優秀な機能は宝の持ち腐れとなってしまいます。
7.シンプルで低コストな運用にはクロスマがおすすめ!
多彩な機能を活用し、多くのモールと連携するなら『アシスト店長』がおすすめです。しかし、予算にあわせてコストを抑えたい企業も多いでしょう。
自社に不要な機能を取り除き、安くても多店舗展開できる在庫管理には『クロスマ』をおすすめします。低価格で多店舗展開にも対応しており、新規出店のコストも抑えられる便利なツールです。
『アシスト店長』と『クロスマ』の特徴を比較してみましょう。
←スマホの方は左右にスクロールできます→
アシスト店長 | 項目 | クロスマ |
受注管理、在庫管理、顧客管理、発送処理、分析 | 基本機能 | 出品・価格設定・在庫連動・発注発送/メール送信 |
スマレジ、Zendesk、Mail Dealer | システム連携 | |
COOOLa、ロジフォース、ロジザードZERO、 イー・ロジット、クラウドロジ、など |
物流連携 | FBA・OpenLogi/ヤマト運輸フルフィルメントサービス |
Amazon・ヤフーショッピング・楽天・AUペイマーケット、 ペイペイモール、ポンパレモール、Qoo10、など |
連携モール | Amazon・ヤフーショッピング・楽天・AUペイマーケット |
20,000円~ | 月額費用 | 14,800円 |
30,000円~ | 初期費用 | 0円~ |
ショップサーブ、futureshop、makeshop、COLOR ME、 EC CUBE、aiship GIFT |
ストア構築 | 15,000円 |
『アシスト店長』は豊富な機能を有しており、さまざまなシステムとも連携できます。多くのシチュエーションを想定した、多様性のあるシステムです。
一方で『クロスマ』は、運用に必要な機能を厳選したシンプルなシステムといえます。
必要以上の機能は削ぎ落としているため、低コストでの運用が実現可能です。
コストを抑えて利益を拡大したい企業にピッタリでしょう。
クロスマのおすすめ機能
『クロスマ』のなかでも特におすすめの機能が4つあります。
どの機能も業務効率化に重要です。活用しなければ無駄な労力に時間をかけてしまうかもしれません。
クロスマ特有のくわしい機能をみていきましょう。
➀ワンクリックで各モールへ出品
Amazonに出品している商品を、ワンクリックで他モールへ出品できる機能です。この出品機能には特許を取得した独自技術が利用されています。
他モールへ出品する場合、商品の画像や説明文書などを用意しなければいけません。各データはhtmlなどの専門知識を用いて商品ページの作成に活用します。
そのため、1商品のページを作成するだけでも、画像の選定や文書の作成などに多くの作業が必要です。
複数のモールを運営していれば、膨大な作業時間となってしまうでしょう。
しかし、『クロスマ』ならワンクリックで各モールへ出品できます。データを自由に編集もできるため、1から作業を始めるよりも格段に高効率です。
また、モールによっては出品に制限がかかっている商品もあります。
『クロスマ』の特許を取得した機能であれば、制限商品を自動で除外して取り込めるため、制限商品を調べて処理する手間も不要です。
出品作業が圧倒的に短縮されるため、売り上げに直結する重要な業務に労力を集中できます。
➁自動で価格設定
自動で価格を調整する機能です。
商品の価格相場は日々変動しています。
1つの商品を価格調整するだけでも、相場の調査や各モールの設定変更が必要になるため、こまかな作業を毎日こなしていかなければなりません。
小さな労力でも、積み重なれば大きな労力の消費となります。
しかし、『クロスマ』であれば小さな労力さえも無駄にしません。価格設定機能で日々の価格調整を自動化できるからです。
価格調整のルールを設定しておけば、10〜20分間隔で価格情報を自動で更新してくれます。
1日単位ではなく、数10分単位で変更できるため、リアルタイムに近い価格更新が可能です。価格差により得られるはずだった、利益の取りこぼしも防げるでしょう。
24時間自動で価格を調整できるため、労力の効率化だけでなく、利益の効率化にも役立ちます。
➂在庫連動でトラブル防止
商品の受注と在庫数を連動する機能です。
通常、在庫数を変更する際には担当者が手作業で処理します。注文内容を確認して在庫数を確認、在庫があれば注文を確定して在庫数を調整するなどの作業です。
在庫数の調整を手作業でおこなうと、トラブルが発生してしまう恐れがあります。
操作ミスによる在庫数の誤りや、注文から処理までの時間差によって調整が間に合わないなどです。
在庫が正しく管理されていなければ、注文のあった商品をキャンセルするなど、機会の損失にもつながります。
受注と在庫管理が連動していればトラブルの心配はありません。自動調整により時間差のリスクが減少し、機会損失のトラブルを防止できるからです。
『クロスマ』の在庫連動機能は10〜20分間隔で自動調整できます。在庫がない商品は自動で非表示となる設定も可能です。
初期設定をおこなえば、24時間自動で調整してくれるため、非常に利便性の高い機能になっています。
➃発送とメール配信も自動で!
お客様へのメッセージメールや、倉庫業者への出荷指示を自動でおこなう機能です。
多くのECサイトでは、受注や発送、キャンセルなどが発生した際に、メールでメッセージを送信しているでしょう。
各状況が発生するたびにメールの作成が必要になるため、受注が多いほど手間がかかり、出荷指示も煩雑です。
しかし、『クロスマ』を利用すれば運営者の作業はほぼなくなります。メールの送信も出荷指示も自動で実行可能です。
作業の負担をまるごと任せられる『クロスマ』を利用しない手はありません。
クロスマの特徴
『クロスマ』は優れた機能だけでなく、独自の特徴も備えています。代表的な特徴は以下の3つです。
いずれも『クロスマ』ならではの素晴らしい特徴です。
新規事業としてECサイトの運営を検討している企業にとっては、欠かせない特徴となっていますので、ぜひ最後までご覧ください。
新規ショップつくりを低コストで実現
『クロスマ』の場合、新規ショップを15,000円で出店できます。
一般的に、ショップづくりを外注すると10万円ほどの費用が必要となるため、15,000円での出店は破格の低コストです。
新規ショップを作成するさいには、サイトを開設する手続きやサイトのデザイン設計、初期設定などが必要となります。
専門ソフトやhtmlなどのプログラミング技術が必要となるため、知識がなければ途方もない労力を費やしてしまうでしょう。
ところが、『クロスマ』へ依頼すれば15,000円で問題が解決します。
ショップづくりはECサイト運営の第一関門です。最初の難題を軽々とクリアしてしまえば、その後の運営にも弾みがつくでしょう。
シンプルで低価格な料金プラン
『クロスマ』の料金プランは非常にシンプルです。初期費用と月額費用だけでシステムを利用できます。
連携するモール数によって初期費用はかかりますが、月額費用は14,800円と定額です。
他のシステムであれば、取引量や売上に応じて料金プランが高額になる傾向があります。
しかし、『クロスマ』なら定額で利用できるため、売上が増加するほどお得です。(※出品上限1,000SKUまで SKU追加プランあり)
作業時間短縮
『クロスマ』を利用すると作業時間を大幅に短縮できます。なぜなら、多くの作業を自動化できるからです。
具体的には以下の作業を自動化できます。
←スマホの方は左右にスクロールできます→
項目 | 自動化できる機能 | 自動化できる作業 |
出品 | ワンクリック取り込み | 画像、商品名、説明文、配送方法、在庫数、価格、JANコードの登録 |
価格変更 | 自動価格設定 | 各モールの売価変更 |
在庫数変更 | 在庫連動 | 受注確定時の在庫調整 |
注文対応 | 自動発送・メール送信 | 入金確認、サンクスメール送信、ステータス変更、出荷指示、出荷完了メール |
自動化により、運営者の作業はほぼ最初の出品だけになります。
従来の作業と比較して、作業時間の91%削減も実現できます。
クロスマの料金
『クロスマ』は低コストで利用できます。しかし、コストだけで導入を決定してはいけません。低コストには理由があるからです。
『アシスト店長』は、コストがかかる反面、多彩な機能や豊富な連携でさまざまな活用ができます。
一方で『クロスマ』は、厳選した機能のみを搭載しているため、低コストでの利用が可能です。
双方を比較する際にはコストだけでなく、機能範囲にも注目して導入を検討すべきでしょう。
それぞれの機能が自社で活用できるのかを考慮したうえで、価格の適性を判断してみてください。
月額費用
月額費用は14,800円の定額です。
従量課金ではないため、取引量が増えても売上が伸びても追加費用はかかりません。(※出品上限1,000SKUまで SKU追加プランあり)
利益が増えるほどお得に利用できるため、事業拡大を目指す企業にうってつけです。
目安として、受注数が月間600件を超える場合は、他のシステムよりも安価に利用できます。
初期費用
『クロスマ』の初期費用は連携するモール数によって異なります。
Amazonとの連携を基本として、他の1モールと連携する場合は0円、2モールなら15,000円、3モールなら30,000円です。
連携できるモールは、「Yahooショッピング」「楽天」「auPAY マーケット」と、大手ECサイトばかりなので安心して利用できます。
8.まとめ|評判・口コミを参考に自社に適した在庫管理サービスを導入しよう
『アシスト店長』では、良い評判として次のような意見がありました。
- 機能が充実している
- 安価な費用で従量課金も魅力的
- サポート体制に満足している
一方で、以下のように悪い評判もみられます。
- 機能が多すぎて把握できない
- 費用を抑えてほしい
- マニュアルやQ&Aが分かりにくい
豊富な機能でさまざまなシチュエーションに対応できる反面、仕様が複雑になり混乱してしまう人もいるでしょう。
必要な機能を限定すれば、よりスマートで効率的に運営できます。利用しない機能をもてあます必要もありません。
また、必要以上の機能は削ぎ落とし、低コストで運用できる『クロスマ』もおすすめです。
厳選された機能を低価格で利用できるため、作業負担と費用負担の減少が実現できます。
機能や特徴、料金などを比較して自社に最適なシステムを導入しましょう。
9.アシスト店長に関するよくある質問
最後に、『アシスト店長』に関するよくある質問にお答えします。
- Q1.アシスト店長にはどのような評判・口コミがありますか?
- Q2.アシスト店長にはどんな特徴がありますか?
- Q3.アシスト店長の料金はいくらですか?
- Q4.アシスト店長のメリット・デメリットは何ですか?
- Q5.アシスト店長の利用をおすすめできる企業・できない企業の特徴は何ですか?
- Q6.コストを抑えたい企業におすすめな在庫管理方法はありますか?
Q1.アシスト店長にはどのような評判・口コミがありますか?
『アシスト店長』には、「機能が豊富」「安価で導入しやすい」などの良い評判がある一方、「機能が多すぎる」「価格を抑えてほしい」などの悪い評判もあります。利用する状況や環境によっても評価は異なるようです。
実際の評判を知りたい方は「2.アシスト店長の評判・口コミは?機能・コスト・サービス別に紹介」をご覧ください。
Q2.アシスト店長にはどんな特徴がありますか?
『アシスト店長』には3つの特徴があります。
- 特徴①受注管理の一元化
- 特徴➁理想的な在庫管理
- 特徴③スムーズな発送処理
導入により、業務効率や売上向上が期待できる効果の高い特徴です。
くわしくは「1. アシスト店長はEC受注業務の一元管理システム!」でご紹介しています。
Q3.アシスト店長の料金はいくらですか?
『アシスト店長』ではプランにより料金が異なります。用意されているのは3つのプランです。
- ➀ 共用サーバープラン
- ➁ 専用サーバープラン
- ➂在庫管理機能
どのプランも「初期費用+月額費用」で構成されており、利用方法によって請求額が決まります。
プランとは別に各種オプションにも費用が必要なため、具体的な利用料は総合的に算出しなければいけません。
プランやオプション費用の詳細は「3.アシスト店長の料金・サポート体制は?」をご覧ください。
Q4.アシスト店長のメリット・デメリットは何ですか?
『アシスト店長』を利用するメリットは次の3つです。
- メリット➀作業時間を大幅に削減できる
- メリット➁効果的な業務改善を実施できる
- メリット③顧客との親密度を高められる
また、デメリットとしては以下の3つが挙げられます。
- デメリット①ある程度の費用が必要
- デメリット➁機能をフル活用できない
- デメリット③新規出店にはさまざまなコストがかかる
メリットやデメリットをきちんと理解していなければ、時間と費用を無駄にしてしまうかもしれません。
無駄な労力を回避するためにも「4.アシスト店長を導入することで得られるメリット」「5.アシスト店長を利用するデメリット」をしっかりと確認しておきましょう。
Q5.アシスト店長の利用をおすすめできる企業・できない企業の特徴は何ですか?
『アシスト店長』をおすすめする企業は次のとおりです。
- 多店舗展開している企業
- 業務効率化を望む企業
- 顧客管理に課題を抱える企業
一方で、おすすめでない企業には以下の3つがあります。
- 費用コストを抑えたい企業
- 分析が苦手な企業
- 新規出店を考えている企業
くわしい内容は「6. アシスト店長がおすすめ・おすすめではない企業を紹介」をご確認ください。
Q6.コストを抑えたい企業におすすめな在庫管理方法はありますか?
コストを抑えた在庫管理には『クロスマ』をおすすめします。なぜなら、低価格でシンプルな料金プランを実現しているからです。
高性能な機能を定額で利用し続けられるため、無理のない持続的な在庫管理ができます。
新規ショップのサポートも充実しており、将来的な多店舗展開にも困りません。
効率的な在庫管理と事業拡大を、低価格で実現できる一押しのシステムです。
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当社に必要な一般的な機能は全て実装されており、使い勝手も良く、改善ポイントは思いつきません。
引用元:ITreview